こんにちは。経営学部3年の大平です。
先日ゼミ内でもお話ししましたが、私は教職課程を辞退し別の道を歩んでいくことを決めました。ですが、この高井良ゼミで学ぶことや得られるものは私にとって非常に大きく、これからもいろんな刺激をもらいながら楽しく活動していけたらなと思っています。よろしくお願いいたします。
さて、第3回からはオンラインから対面へと場所が移り、いつもの教室でみんなで集まりゼミの時間を過ごしました。授業に限らずオンラインと対面ではやはり色々と違いがありますし、対面でみなさんと学べることはとても嬉しかったのですが、高井良先生の「久しぶりに会うような感じがしませんね」というのにも納得してしまいました。
今回のゼミのStarterを大平が務めさせていただきました。テーマが「ある本を用いて教師の楽しさを語る」ということで、紹介したのが湊かなえさんの『高校入試』です。めちゃくちゃ推理小説なんですが、教師の楽しさや輝きがすごく伝わってくるシーンを読み上げる形で紹介しました。あの中でもさらっとしか出てこないのですが、本屋でのシーンが私はとても好きです。生徒の興味関心があるもののリサーチを周りの目も気にせずごく自然にやっている様子や、部活動によって自然と鍛えられた身体が、感覚的な話にはなりますが、すごく素敵だなと思えたんです。ネタバレにならないようお話ししたのですが、他にもたくさんの教師が出てきて、それぞれいろんな価値観を持っていてすごく読んでいておもしろい作品だと思いますので、皆さんにぜひ読んでいただきたいです。
Starter終了後、前回に引き続き文献購読に入ります。今回は第3章の「教室における対話」と、第4章の「教材からのたしかな学習」に取り組みました。
第3章のコメンテーターは中島さんでした。教室内での対話とは、ただ教師と生徒が交互に話すことではなく、生徒側が聴く姿勢になり教師が授業を行う環境ができていることだと思いました。自己内会話をしている生徒もいることへの配慮や、本当の質問が出てくることが、生徒の良い学びに繋がる授業をつくるポイントだと思います。問題提起として「いつも聞く上で意識していることは何かという質問があり、相槌を打つことという意見が三木さんから出ていたのですが、私も小学生の頃母に「相槌を打ちながら授業を聞きなさい」という風に教えられ、それから半分癖のようになっていて、相槌を打って聞いていると先生がよく見てくれる、というのにとても共感しました(笑)私が首をかしげたらより詳しく説明してくれたりして、おもしろいなあと思いながら見ていたのを思い出しました。話す側より聞く側が重要である上で、どうしても授業では話す側にまわることが多い教師の立場から、どのように聞く授業をつくれるかを考えていきたいです。
第4章のコメンテーターは河村さんでした。テキストおもしろい派とおもしろくない派に分かれていて、生徒によって考え方感じ方も人それぞれなんだろうなと思いました。テキストが魅力的に見える理解を生徒が持てる授業というのも必要なのかもしれません。高井良先生が「世界との接点」という表現をされていましたが、まさにその通りだと思います。私も授業の時間はその教科の世界に触れる、であったり、世界に入る、というようなイメージだったので、とてもしっくりきました。学びとは刺激を受けるということでもあると思うので、いろいろな刺激を取り入れるという意味でも、教材と言う意味ではいろんなものを多用していくこともいいことだと感じました。授業アイデアについての質問では、社会科や簿記の授業ではロールプレイを取り入れる案や、英語の授業で歌を歌うなどの案がでました。これも世界に触れる、世界に入ることそのままのような気がします。
次回のStarterは中島さんです。テーマが変わり、「これからの人生のデザインを語る」になります。中島さんのこのテーマのStarterは個人的にとても楽しみです。また、文献購読の続きはコメンテーターとして、第5章を三木さんが担当し、第8章を大平が担当します。司会は河村さんです。よろしくお願いいたします。村松さんが次回からしばらくいらっしゃらないので少し寂しいですが、教育実習のお土産話を楽しみにしています。
緊急事態宣言も解除されましたが、みなさん引き続きお体に気を付けてお過ごしください。
先日ゼミ内でもお話ししましたが、私は教職課程を辞退し別の道を歩んでいくことを決めました。ですが、この高井良ゼミで学ぶことや得られるものは私にとって非常に大きく、これからもいろんな刺激をもらいながら楽しく活動していけたらなと思っています。よろしくお願いいたします。
さて、第3回からはオンラインから対面へと場所が移り、いつもの教室でみんなで集まりゼミの時間を過ごしました。授業に限らずオンラインと対面ではやはり色々と違いがありますし、対面でみなさんと学べることはとても嬉しかったのですが、高井良先生の「久しぶりに会うような感じがしませんね」というのにも納得してしまいました。
今回のゼミのStarterを大平が務めさせていただきました。テーマが「ある本を用いて教師の楽しさを語る」ということで、紹介したのが湊かなえさんの『高校入試』です。めちゃくちゃ推理小説なんですが、教師の楽しさや輝きがすごく伝わってくるシーンを読み上げる形で紹介しました。あの中でもさらっとしか出てこないのですが、本屋でのシーンが私はとても好きです。生徒の興味関心があるもののリサーチを周りの目も気にせずごく自然にやっている様子や、部活動によって自然と鍛えられた身体が、感覚的な話にはなりますが、すごく素敵だなと思えたんです。ネタバレにならないようお話ししたのですが、他にもたくさんの教師が出てきて、それぞれいろんな価値観を持っていてすごく読んでいておもしろい作品だと思いますので、皆さんにぜひ読んでいただきたいです。
Starter終了後、前回に引き続き文献購読に入ります。今回は第3章の「教室における対話」と、第4章の「教材からのたしかな学習」に取り組みました。
第3章のコメンテーターは中島さんでした。教室内での対話とは、ただ教師と生徒が交互に話すことではなく、生徒側が聴く姿勢になり教師が授業を行う環境ができていることだと思いました。自己内会話をしている生徒もいることへの配慮や、本当の質問が出てくることが、生徒の良い学びに繋がる授業をつくるポイントだと思います。問題提起として「いつも聞く上で意識していることは何かという質問があり、相槌を打つことという意見が三木さんから出ていたのですが、私も小学生の頃母に「相槌を打ちながら授業を聞きなさい」という風に教えられ、それから半分癖のようになっていて、相槌を打って聞いていると先生がよく見てくれる、というのにとても共感しました(笑)私が首をかしげたらより詳しく説明してくれたりして、おもしろいなあと思いながら見ていたのを思い出しました。話す側より聞く側が重要である上で、どうしても授業では話す側にまわることが多い教師の立場から、どのように聞く授業をつくれるかを考えていきたいです。
第4章のコメンテーターは河村さんでした。テキストおもしろい派とおもしろくない派に分かれていて、生徒によって考え方感じ方も人それぞれなんだろうなと思いました。テキストが魅力的に見える理解を生徒が持てる授業というのも必要なのかもしれません。高井良先生が「世界との接点」という表現をされていましたが、まさにその通りだと思います。私も授業の時間はその教科の世界に触れる、であったり、世界に入る、というようなイメージだったので、とてもしっくりきました。学びとは刺激を受けるということでもあると思うので、いろいろな刺激を取り入れるという意味でも、教材と言う意味ではいろんなものを多用していくこともいいことだと感じました。授業アイデアについての質問では、社会科や簿記の授業ではロールプレイを取り入れる案や、英語の授業で歌を歌うなどの案がでました。これも世界に触れる、世界に入ることそのままのような気がします。
次回のStarterは中島さんです。テーマが変わり、「これからの人生のデザインを語る」になります。中島さんのこのテーマのStarterは個人的にとても楽しみです。また、文献購読の続きはコメンテーターとして、第5章を三木さんが担当し、第8章を大平が担当します。司会は河村さんです。よろしくお願いいたします。村松さんが次回からしばらくいらっしゃらないので少し寂しいですが、教育実習のお土産話を楽しみにしています。
緊急事態宣言も解除されましたが、みなさん引き続きお体に気を付けてお過ごしください。