こんにちは。
高井良ゼミ3年の眞野です。
過ごしやすい秋でしたが、最近では冬のように寒い日が出てきていよいよ冬に突入するのだなと思います。
第4回のゼミでは眞野のお気に入りの本の紹介と眞野のライフヒストリーインタビューの読み合わせを行いました。
今回僕が紹介した本はお笑い芸人のオードリー若林さんが書いた「ナナメの夕暮れ」というエッセイ本です。
オードリーの若林さんというと今は違いますが、僕たちが子供のころは「根暗」、「女性が苦手」という印象があると思います。
そんな若林さんが日々自身が思っていたことを書いていき、最終的にはナナメに物事を見るのをやめるのですが、その過程がリアルに綴られているエッセイ本です。 僕自身、少しネガティブでこの本を読んだとき「あ、若林さんが言っていることすごく共感できる」と思いました。共感できるからこそ不満なども似ていて、僕は第三者目線でみたらこんな感じなのかと自分自身を認識することもできました。そんな若林さんの本の中で、僕が一番共感できる言葉がありました。「ネガティブを潰すのはポジティブではない、没頭だ」この言葉はポジティブな人にも届いてほしいなと思う言葉です。ネガティブなことがあり、落ち込んでいてもすぐに立ち直れない人も多いはずです。そんな中自分の心に鞭を打って無理やり前を向くのではなく、自分が没頭できることを見つけて没頭しているといつの間にかネガティブなことを忘れ、心の傷も癒えているということです。僕は高校時代などテストの点数が悪くて落ち込んだり、怪我をして試合に出れない期間も没頭できることを見つけたことで、不思議とポジティブではないですが、楽観主義のように1つ1つのことを重くとらえなくなりました。もともとネガティブだった僕にとってはこれ以上のない言葉になりました。
この本はいわゆる「ひねくれもの」の書いた本ですが、芸人ならではの苦悩も書かれているため、芸人の裏側が好きな人にもおすすめの本です。
そして僕のライフヒストリーインタビューの読み合わせを行いました。ライフヒストリーを書くのは初めてだったため、うまくいくことは少なく自分としては満足のいくインタビューはできたのですが、それを伝える力がなく厳しい意見をもらいました。意見交換をしていなかったら自分に足りない部分を気づくことができなかったため、非常に有意義な意見交換になったと思います。
次回は小峰さんのインタビューを読みます。
どのようなインタビューになったのか楽しみです。
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