今日の夢の扉はMITの石井裕さんだった。
キーボードの次のインターフェースの話題だった。
私は、インターフェースに興味があるが、その視点で考えると、いまのコンピュータの入力デバイスとしてのキーボードはどう見ても、最終形態ではない。
あまりにも人間という筋肉なり、脳なり、それぞれの機能を考えたときの合理性とキーボードが一致しないのである。
眼の機能から見て、今のディスプレイを見るという行為が合理的か?、キーボードを打ってしたいことを入力するということが人間の筋肉を使うということに対して合理的かどうか考えてみれば誰でもすぐ非合理だと思うはず。
このようなインターフェースの将来性は短いに決まっている。
そんななかでこの石井先生の取り組みはインスパイアされるのに十分であった。
TBS「夢の扉~NEXT DOOR~」/放送内容未来のビジョンを生み出し続けたい
39歳でMIT教授!タンジブル・ビッツを生んだ石井裕/Tech総研直接手でデジタル情報に触って操作できるインターフェース研究「タンジブル・ユーザーインターフェース」だ。実は「タンジブル」のオリジンのひとつには、日本の伝統文化があるんです。例えばソロバン。ソロバンの珠は、数字の情報を物理的な実体で表現できる。情報を直接指で操作して計算できる。ところが、現代のコンピュータはどうか。情報の表現はスクリーン上のピクセルで、マウスやキーボードを使って、間接的にしか操作できない。情報に物理的実体を与えて直接操作ができないという大きな難点があるんです。
石井裕 (コンピューター研究者) - Wikipedia
コンピューター研究者・石井裕(2007年2月8日放送) | NHK プロフェッショナル 仕事の流儀
石井裕[Hiroshi Ishii]@MIT Media Lab - 01/05
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