温故知新~温新知故?

音楽ネタが多いだろうけど、ネタのキーワードは、古きを訪ねて新しきを知ると同時に新しきを訪ねて古きを知るも!!

ニッポンのジレンマ 教養を見た。~共同作業している人、個人で作業している人~

2015-11-03 19:29:39 | 映画、TV、ミュージカル、エンタ
先日ニッポンのジレンマという番組を夜、なにか見るものないかと探していて見つけて見た。後半お30分ほどしか見ていないけど。。。
NHK 新世代が解く!ニッポンのジレンマ | 過去の放送
だが、社会の対立を「知性」「反知性」で語ろうとすると
避けては通れないのが、
自ら「知性がある」と言うほど、知的にみえなかったり、
自ら「知性がない」と言うほど、
じつは傲慢だったりするというジレンマだ。

実は終わりの30分ほどしか見ていないのだけど、下のサイトに有るように色々なキーワードがあった。
ニッポンのジレンマ 教養|Hey’s Factory
インクルーシブ
共同作業の必要性
二分できないものが、二分化される。

このなかで、個人作業をしていて、共同作業をしていない人はなんて言っていたか忘れたけど、どうしても知識が偏っていて、あまりいいことではないと言っていたのが、ピンときた。それは、得た知識を反対意見の人と意見交換することで、その教養レベルが上がるのではとかなんかそういう議論だったと思う。また、そういう工程を経たものが本当の教養だというようなことだと思った。
私はエンジニアで、ものづくりだから多くの人の協力がないと何も完成しない。でも、ジャーナリストや評論家などは基本的に個人作業。だから、最近どうも雑誌やTVで評論家やジャーナリストの意見を聞いていると違和感を感じることが多かった理由がわかった気がする。SNSなどの意見も同じ感じだ。FBやtwitterなど同じ趣味嗜好、意見の人がお互いいいねと言い合うようなコミュニティ。言葉は悪いけど、いわゆる仲よしクラブ。こんなもの食べました、こんなに趣味のいいもの買いましたなど、見せられても?(クエッションマーク)な私にはついていけないところがある。
この番組の議論を聞いていて、ああ、私の違和感は悪くないのだとほっとした。
ほかにも、わかりやすい対立構造を設定することの問題なども話してたと思った。