温故知新~温新知故?

音楽ネタが多いだろうけど、ネタのキーワードは、古きを訪ねて新しきを知ると同時に新しきを訪ねて古きを知るも!!

酒気帯び暴走事故

2016-03-27 15:05:44 | ニュース
酒気帯び暴走事故

上の動画は、数日前に起きた酒気帯び暴走事故の画像。
130km/hを超えるようなスピードで赤信号無視で突っ込んだクルマの映像。
この映像で色々考えさせられた。ぶつけられたタクシーは後部を損傷。ぶつけたクルマは衝突後スリップして止まり、運転者は足を骨折したが、すぐにドアを開けて逃げ出すという程度の軽症。TVなどの報道(下)ではその逃げ出す様子も紹介していた。これから、まず思ったのは、結果的に酒気帯びで速度超過でぶつかったドライバーは軽症でピンピンしていて、ぶつけられたタクシーのドライバーはなくなってしまったということ。全く不公平な結果。
飲酒暴走死亡事故の一部始終!~悲惨な巻き添え!

このような事故を2度と起こさないような技術開発を最新の技術でなんとかしなければいけないと思った。まず、タクシー側では何らかの形で暴走するクルマの情報あるいは事故の危険性をドライバーに事前に知らせるシステムはできないかということ。自車の回りで、速度超過する車の情報を知らせること、また、そのクルマの動きから判断して自車とぶつかる可能性の警告を与えること。
また、暴走車側は、もうすでにあるけど、酒を飲んでいたらエンジンが掛からないようなシステム、赤信号の時は強制的にブレーキをかけるシステム、また、側面衝突の際に乗員を守ることのレベルアップなど。
これらのアイデアは、思いつきにすぎないけど、現在、前車についていくような自動運転や、レーンの白線を超えたらもとに戻すような自動運転システムが話題になっているけど、それもいいけど、このような事故が起きないシステム開発が、それより重要だと思った。
それにしても、一時期話題になっていたけど、ドライバーを守るエアバックなどの威力に驚くとともに、ドライバーを守ることより、高性能のクルマが暴走あるいは法規違反によって他の車や人を傷つけた時の相手の被害をできるだけ少なくする技術開発、ボンネットではなた人の衝撃を小さくするなどの対策は、同時進行あるいはドライバーの安全より優先して進めないといけない。
また、高性能のクルマを持つとその性能を使いたくなる人間の性(サガ)みたいなものの怖さを改めて感じて怖くなった。高いお金を払って買ったクルマの加速性能は公道で使いたくなるよね。だって、そのために高いお金を払っているのだから。サーキットでそのような性能を愉しめばいいと自動車評論家は言うけど、彼らはそのういう機会があるけど、一般ドライバーにはほとんど不可能というか日常的には不可能。だから、技術開発はあくまで公道上を想定した時は人地一人の技量にあわせて人間がコントロール可能な領域までにしないといけないんだろうな。そのような技術も可能だと思う。