温故知新~温新知故?

音楽ネタが多いだろうけど、ネタのキーワードは、古きを訪ねて新しきを知ると同時に新しきを訪ねて古きを知るも!!

本当のユーザー視点の車選びって重要なのは走りじゃないんじゃない

2016-05-17 17:54:55 | 乗り物
今次の車選びをしているが、相変わらずいいクルマがなく、このまま乗り続けたくなっている。その中でまだ現車のないイヴォークが私の中では、ポルシェやベンベをさしおき、一番候補になっている。
そんな私はある日はたとランドオーバードイツ車じゃないし故障多いんじゃないと思っていろいろ検索した時以下のサイトに出会った。私の車選びの価値観に近いと思ったし、ローバーに感じた魅力を共有できているようなので紹介する。
どちらが良い?レクサスNXとレンジローバー・イヴォークとの比較について | Life in the FAST LANE.
イヴォーク登場後にイヴォークを真似た車は多数あれど、今後レクサスNXを真似る車は無いであろうと考えており、デザインの持つ価値としてはイヴォークのほうがずっと大きいと考えています。

下はまだ試乗していないのでコメントできないけおトルクベクタリングというなんだかへんてこなもの興味がある。
両社とも機能の詳細はあまり公表していませんが、前後のトルクスプリットは両方とも電子式と互角で、記載を見る限りでは左右のトルクベクタリングを行うのはイヴォークのみのようですね(ホンダのSH-AWDのようなアクティブなものではなく、内輪ブレーキによる相対的トルクベクタリングと思いますが)。

下のサイドサポートはポルシェなどでもスポーツシートとか言って、クルマジャーナリストがよくコーナーを攻めた時のサポートがいいとか褒めているけど、私は嫌い、いつもあたって気持ち悪いし、座りにくいし、コーナー攻めるなんて数回/年のために枚にトを犠牲にはできないでしょう。皆だまされてはいけない!。
対してイヴォークはイギリスの伝統的な「線と円」を使用したデザインで非常にシンプル。
しかしベースグレードのダッシュボードに貼るPVCレザーにまでもステッチを入れるという繊細な作業を行っており、かつ本物のアルミニウムをトリムに使用するなど、イギリスの伝統や家具同様の考え方が貫かれているように思います。
シートにおいてはレクサスNXは再度サポートの張りが強く、乗降時に気なるときがあります。座面の張りも硬いですね。
サイドサポートや座面の硬さが均一で、シート単体のつくりとしてはあまりよくないかもしれません。
柔らかくすれば乗り心地が良くなるわけでも、硬くすればスポーティーになるわけでもないのですが、国産はどうしてもこのあたりがまだまだ弱いように思います。
イヴォークはサイドの張りが小さく乗り降りが楽で、しかしサポート性を考えて座面を柔らかく体が沈み込むように設定されているので、すわりが非常に良くなっています。
長時間乗っても疲れにくく、イヴォークのシートは非常に優秀です。

スイッチ類のタッチも非常に大事。頻繁に毎日使うものだから。シトロエンGSのタッチは素晴らしかった。
ほか、ウインカーレバーなどスイッチのタッチはイヴォークのほうが数段上です。
イヴォークはぼくが運転したどの車よりもスイッチのタッチがマイルドかつジェントルで、そのタッチを楽しむためにスイッチ操作をしたくなるほど。

ポルシェに乗ったときに何だこのハーシュネスはと漢字て一気に熱が冷めたけど、これも毎日常に感じることなので大事です。
レクサスNXはノイズとバイブレーションは良く抑えられていますが、ハーシュネスが大きいですね。

真偽の程はわからないけど、さもありなんです。
かつてBMWはSUVを作るのには自社で開発するのは難しいと判断し、そのためにランドローバーを買収した経緯があり、その技術をもってX5を登場させています。
それほどSUVの開発は難しく、乗用車をはるかに超える重量を持ち、車高が高いという自動車にとって圧倒的に不利な構造の車をきちんと走らせるのは難しいことなのだと思います。

まだ試乗していなけど、内装を見ただけで、これはたと違う何かを感じたのだけど、同じような考え方の人もいるんだなと思いました。走りを重点に買うのはいいけど、高い買い物したのにその高い付加価値を乗ってる間にどれだけの時間楽しめるかという視点で考えると走りで買うのは考えものですよ。
【総括】
上でもところどころ触れていますが、レンジローバー・イヴォークは非常にまじめに作られた車だと思います。
ベースグレードでも手を抜かず、基本的な内装の仕様のレベルが高く、パークセンサー、全方位カメラなども装備されており、自動車としての基本的な使い勝手が非常に高く、安心かつ安定していると思います(まず困るところは無い)。