温故知新~温新知故?

音楽ネタが多いだろうけど、ネタのキーワードは、古きを訪ねて新しきを知ると同時に新しきを訪ねて古きを知るも!!

良いものを作るんでなく魅力あるものを作るんだな~使う人に喜んでもらえるか、考え抜く。~

2015-05-25 17:08:37 | プロダクト
今日朝日新聞に下のような記事が掲載されていた。
より良いものをより安くとかよく言われるけど、私は違うと思う。魅力あるものを作らないとダメ。
良いものでも、買う人にとって魅力がなかったら何の意味もないと思う。ものづくりの現場では大事だと思う。数字をエクセルシートで並べて比較してより良いものを選択していくようなことをやっていくとコモディティ化して、最後に自分で自分の首を絞める事になる。世の中には、不満なものだらけだ。後ちょっとの工夫がほしい物が最近やたら増えているような気がする。そう、使う人人の本当に喜んでもらって、喜ぶ姿が浮かんでいないというか、考えもしないものづくりの過程の結果じゃないのかな。
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「使う人に喜んでもらえるか、考え抜く。喜ぶ姿が光景として浮かびあがらない商品は、ダメですね」
 ――そこに、秀逸なキャッチコピーをつける?
 「製品ができてからお客さんの手に渡るまでは、長いドラマがある。広告屋は売るための助け舟を出すのですから、どこかで手伝うことはできます。でも、限界を感じたのです」
 ――限界、ですか。
 「自分が薦めたい商品ならいい。でも、もっと改善できるはず、なんて思ってしまうと、納得して商品を語れない。だからコピーライターはやめました」

例えば下のような練り歯磨きチューブ。蓋が下になり使いやすくなった。

しかし、蓋をきっちり締めるロックが硬すぎ、必要以上にチューブ部分を握ってしまってしばらくするとチューブの口に中身が出てきてしまっていないだろうか。私は毎回不愉快な思いをしている。ロックの部分の製品寸法精度を今ひとつ厳しく管理すれば快適になるのでは?。

「喜ぶ姿が光景として浮かびあがらない商品は、ダメですね」の中途半端に終っている典型的な例ですね。そんなのだらけ。理由はコストとかなんだろうけど、そんなのに負けてはいけない。

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