地盤改良には表層地盤改良と柱状地盤改良、細径鋼管杭が有ると前回書きましたがそのつづきです。表層と柱状の違いは地盤の表面(2mまで)が軟弱な場合は表層改良で、それより深い場合は柱状や鋼管杭を採用します。地盤改良は土とセメント(地盤改良用セメント)を攪拌し固めて地盤の沈下を防ぐものですが、この攪拌がくせ者です。以前住宅の工事で表層地盤改良を行い基礎工事を経て木造2階建住宅が完成、その後1階床にむくりが発生しました、はじめは原因が分からなかったのですが再度調査したところ基礎が一部盛り上がって床にむくりが発生していました。結局地盤改良工事の際土とセメントの攪拌が十分でなく改良層内部で化学反応が起こり膨張して基礎をもちあげたことが分かりました。現在の改良工事はその当時の反省に基づき立体攪拌等工事機械も進歩してきて安心できるレベルになっています、現在・将来新築工事を行う予定のある方はご安心下さい。
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