地盤改良工事が終わると基礎工事に入ります。木造には2種類の基礎が有ります、①布基礎と②ベタ基礎の2種類です。以前は布基礎がほとんどでしたが住宅性能評価制度が出来てからはほとんどがベタ基礎になってきています。地盤改良等基礎下部の処理が確実に出来るようになった為建物の不等沈下を防ぎやすく床束下の補強のための土間コンクリート工事と基礎工事を同時に出来る利点等により多くのハウスメーカーが採用しています。ベタ基礎は基礎スラブ全体で建物重量を受けるので地盤改良で改良杭や鋼管杭を使うときはタテヨコ均等に杭を施工します。布基礎の場合は基礎ベースの下に施工するため立ち上がり基礎の位置を確認する必要が有ります。この点でもベタ基礎の方が施工が楽だと言えます。布基礎の場合建物内部に土間コンクリートを施工しますがたいてい無筋でコンクリートだけの打設です。ベタ基礎はスラブとしての機能から鉄筋を配筋をしますので鉄筋コンクリート構造に成ります。
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