写真の現場は敷地と建物の両サイドの距離が少ないのでやむを得ず建物内の基礎スラブの上に配管しました。建物からいったん外部に出してマスを設置しそれぞれを配管して側溝や下水本管へ接続します、今回のような場合はこのマスの設置スペースが無い為のやむを得ない措置です。最近では給水・排水共ヘッダーという装置を付け給水ではそこからそれぞれの給水箇所へ配管します、排水は逆にトイレ・洗面・浴室・キッチンそれぞれの排水管を1カ所に集めて外部に出します。こうするとメンテナンスが1カ所で出来るため配筋が非常に整理できます。ハウスメーカーでは普及に努めています。ただ排水に関してはキッチンもトイレも一緒というのは抵抗が有るので結局ヘッダーで排水する場合もキッチンとトイレはいままでのように直接外に出してヘッダーからの排水管と接続しているようです。
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