『市民立法』

2007年09月30日 | Weblog
  ◎千葉県議会で昨年の10月『障害者差別をなくすための条例』が成立しています。
 
   これは国や他の自治体に先駆けた、障害者の皆さん等が作り上げた『市民立法』です。

 阪神大震災の被害者が原動力となった『被災者生活再建支援法』(98年5月成立)や『航空・鉄道事故調査委員会設置法』等が
 市民の力で国お動かしている『市民立法』と言われています。

 千葉県の条例の名前は『障害のある人もない人もともに暮らしやすい千葉県づくり条例』です。

 条例では…教育・雇用等8分野で差別とは何かが定義をされています。
 悪質な差別に対しては、知事が改善を勧告する手続きも盛り込まれました。
 
 世界40カ国以上で障害者差別禁止法があるのに対し、日本には裁判規範となる法規定がありません。

 日本は国連から2001年に法の制定を勧告されてもいました。

 国連では障害者権利条約が採択される方向ですし、日本においても法整備を急がなければならない環境になっています。

  暮らしやすい成熟した『市民主権』社会に近づくように、少しづつ動いているのだと思います。


『校舎の耐震工事』…我が“母校”

2007年09月29日 | Weblog
 ◎写真=わが母校、高浜中学の耐震工事現場です。

 湘洋中学から分かれて1年生・2年生のみでスタートしたのが高浜中学でした。

 私は、高浜中学で初めての1年生でした。
 生まれたての中学には校歌も校章もありませんでした。
 
 校舎も新しく、体育館は2階建て…
 運動部の試合は、こちらは1・2年生相手は3年生…
 全てが…新鮮でした。

 野球部は最初は、3年生で優勝はできませんでしたが…
 新人戦~夏までは3連覇…夏には湘南大会の決勝もコールドで県大会出場でした。
 思い出は尽きる事はありません。

 そんな母校の前を通過する事はあっても、門をくぐるのは何十年ぶりでした。

 6月の議会で学校の耐震化工事への取組の一般質問をさせていただきましたが、高浜中学も現在、その工事中です。

 後輩たちが…
 また、誰もが…
 安心で安全の学校施設。
 今後とも、教育施設をはじめ、安心して学べる…教育環境の健全化に努めてまいります。

『一人の人』をどこまでも大切に!

2007年09月28日 | Weblog
 『障害者差別撤廃』
 
 ◎訪米中の高村正彦外務大臣が、ニューヨークの国連本部で『障害者の権利条約』に署名する事を決定しました。

 これは…障害者が就職や教育で受ける差別を撤廃し、社会参加を促す事を目的とした『障害者の権利条約』です。

 障害者を対象とした初の国際条約で、昨年12月の国連総会で採択されたものです。

 全50条からなり…
 ①障害者の市民的・政治的権利
 ②教育を受ける権利
 ③労働・雇用の権利
 …などを保証し、障害に基づく差別を禁止したものです。

 条約は20ヶ国が批准した段階で発効されることになります。
現段階では5カ国。

 これによって、国内法の整備が不可欠になってきます。
 例えば、教育制度では…障害のある児童は障害学級に入れるなどの“分離学級”を続けてきましたが、制度の転換が必要となります。

 批准が前提ですが、障害者の方の人権を完全に確率するために意義のある条約であり、本来あるべき当然の出発点であると考えます。

『一人の人』を、どこまでも大切に!
 どこまでも心を砕き…道を開いていけるか…
 誰が見ていようがいまいが…
 その中にしか、公明党の存在意義はないと…
 私は思っています。

『生活保護法』

2007年09月27日 | Weblog
  ◎昭和25年に、憲法25条にに基づき、生活保護法が制定されました。

 『国が生活に困窮するすべての国民に対し、その困窮の程度に応じ、必要な保護を行い、その最低限度の生活を保障するとともに,
その自立をを助長すること』を目的にすると定められています。

 憲法の“生存権”“生活権”を保障される生活保護法では、8つの扶助があります。

 ①生活扶助②住宅扶助③医療扶助④出産婦女⑤教育扶助⑥介護扶助⑦生業扶助⑧葬祭扶助 です。

 また…4つの原則があります。
 ①世帯単位の原則②申請保護の原則③必要即応の原則④基準及び程度原則です。

 藤沢市においても、この生活保護世帯が上昇傾向にあります。
 月平均2981人です。

 決算常任員会での報告では、2060世帯で52億1千6百33万7千円の費用が18年度執行されています。

 この生活保護法による援助により…
 最低生活の保障はもとより、これを機に自立した不自由のない生活に導かれる事を願っています。



決算特別委員会

2007年09月26日 | Weblog
  ◎議会は現在、10月2日までの日程で決算特別委員会が開会をされています。

 決算特別員会は、議会が一会計年度のの歳出歳入予算の執行の実績である決算について、
その内容を審査した上で、収入・支出が適法かつ正当に行われたかどうかを確認する委員会です。

 予算は、当該会計年度のの歳入・歳出についての予定的見積もりであるために…
執行段階においては、当初の予測そのままに必ずしも執行運営されているとは言えないので、
改めて議会に批判、監視の機会が与えられて財政運営の適正化が期される事になります。

 私は当該委員ではないのですが…多岐にわたる款・項目があるので、すぐに全体像がわかるものではありませんが,
それだけに全般に渡る勉強をさせていただいている機会であると思っております。

 ともあれ、市民の皆様の生活を支えるサービスを行うための必要な仕組みが予算ですから…
 地域住民の総意を体現する予算であり、決算報告がなされるべきだと考えます。

福田内閣発足

2007年09月25日 | Weblog
   ◎第91代、58人目の首相のに福田康夫氏が就任し、福田内閣が発足されました。

 
 “背水の陣”と名付けられた福田内閣が発足をされました。
 重要な政治課題が待ったなし!で山積している時に、政治の空白をつくる事はできない状況です。
 まさに…一つ一つ局面を打開し国民の為の政策を実現する内閣としての仕事に期待します。

 テレビのインタビューで…面白いとか…つまらないとか…の声を紹介するシーンを目にしますが、政治はパフーマンスでなく、
国民の為の生活向上技術な訳ですから、いつもながら、政治をドラマ化するようなあり方はどうかとも思いました。

 また、政策合意が交わされ連立政権も維持されることとなりました。
合意については、参院選の大敗を受けて、率直な反省から…構造改革から取り残された人たちや地域、弱者に対する
セーフティーネットが不十分であった認識をしています。

 その上で、負担増・格差の緩和など国民生活に重きを置いた方向の政策の断行が謳われています。

 国民のため…
 生活現場の声を聞き…
 平和と福祉…
 そして、一人の生活を重視する“生活現場主義”

  まさに“背水の陣”…臨終只今の決意の取組が必要です。
 私は私の立場で新たな決意で挑戦の日々をスタートして参ります。

“テレビ撮影”

2007年09月24日 | Weblog
  ◎市役所の本館が“神楽坂警察署”に早変わり…

 …来月テレビ東京で放送される舘ひろしさん・モト冬樹さん等が出演する“刑事番組”のロケのため
昨日・今日と市役所本館が警察署に早変わりしました。

 確かに…本館のイメージは、警察署のイメージを醸し出しています。

 藤沢市には、『湘南フイルム・コミッション』事務局が藤沢市観光課内に設立されれています。

 藤沢を舞台とした映画やテレビドラマの撮影を支援するため、ロケハンの情報提供から公共施設等の利用の許可、
エキストラの手配などを多岐に渡って制作協力するものです。

 昨年も“中居正広の金曜日のスマたちへ”が奥田公園などで撮影されたり…
湘南台中学で“花より男子2”…亀梨くんや綾瀬はるか出演の“たったひとつの恋”が片瀬中学や江の島で撮影がされたりしました。

 撮影にふさわしい景観があること自体が観光資源ですし、その活用のための『湘南藤沢フィルム・コミッション』の拡がりを願っています。

 誰もが…憧れる“藤沢”のまちを目指して…
大いなるエールを送ります!

 PS…本日は議会が休会でもありましたので…
    久々に、自転車で支持者の方々へのご挨拶回りを50件ほどして参りました。

   やはり現場が大切…お一人お一人の貴重な声は、座していては聞こえません。

  訪問対話の重みを感じる貴重な一日となりました。

 明日は、朝から議会ですので“神楽坂署”へ登庁です…






『ドクターヘリ』

2007年09月23日 | Weblog
 ◎県内唯一の東海大学医学部付属病院のドクターヘリが、高速道路上に下りて患者さんを収容できるようになりました。
 これで更なる救命率の向上が期待されます。

 ドクターヘリは、空飛ぶ“救急車”でなくて空飛ぶ“救命室”です。
 救急医療に必要な機器と医薬品を装備・搭載していて、救急専門の医師や看護婦さんが即座に治療にあたります。

 このドクターヘリの推進に当たっては公明党が中心的な役割を果たしてきました。

 ドクターヘリの先進国のドイツでは78機の配備がされて、交通事故などの志望者が20年間で3分の1に激減されています。

 日本においても…国民の命を守るために全国配備が急がれます。


“ふつうの生活”の大切さ

2007年09月22日 | Weblog
 ◎写真:鵠沼小学校の通学路の危険箇所にガードレールが付きました。

 
 “ふつうの生活”の大切さ
 これは…1998年12月28日付けの朝日新聞の社説の題名です。
 この論説は大熊由紀子さんの執筆です。

 日本は、アブノーマライゼーションの国である…と始まります。
 
 北欧や英国や米国では施設で暮らす人がグングン減っているのに、日本だけは施設入所が、増え続けている。
それらの諸外国では、地域の中での普通の暮らしを社会の責任で支援し、施設を計画的に減らしていった。
ところが…日本は反対の方向を進んでいる。

 ノーマラゼーションは、障害や病気がどんなに重くても、年をとっても死が迫っていても、人間は「ふつうの生活」を送る『権利』がある、社会にはそれを支える「責任」があるという思想である。

 デンマークで生まれたこの思想は、スウェ-デンのべンクト・ニーリエ氏が普通のの生活を測る物差しとして『八つの原理』をまとめ、英語の論文にしたことから各国に広まりました。

 これが…
 ノーマラゼーションの根拠法と言える考え方なのだと思います。

『自殺』対策

2007年09月21日 | Weblog
  ◎写真:9月議会での一般質問は“地球温暖化防止への取り組みについて”行いました。

 本日、パイロット、老健施設の職員の方、病院職員、ハローワーク職員、徳島及び京都のご婦人と“自殺”対策について意見の交換を致しました。

 全国で自殺をされた方は9年連続で3万人を超えています。
19歳以下の自殺者は、昨年より2.5%増え、このうち大学生や生徒、児童らは2.9%贈の886人で統計を取り始めた78年以降最多となっています。

 生徒らの自殺増加には、いじめ問題も背景と考えられます。
高齢者は健康や経済生活問題等で将来を悲観しての自殺が目立っています。

 厚生労働省では20日に08年度の診療報酬対象で、“うつ”などの自殺可能性がある患者を早期に発見して専門家医を発見して専門家医に紹介し、適切な精神科医療を受けさせたかかりつけ医の収入を増やす方針を固めたそうです。

 地域も医療も行政も教育も企業も連携をとり“自殺”を激減させるセーフティーネットの構築を講じるべきです。