◎横浜市防災訓練が行われ、南瀬谷中学校での地域防災拠点訓練では、中学生が段ボール製簡易ベッドを
作る訓練が行われました。
大規模災害が発生した場合に多くの方が長期にわたり避難所生活を余儀なくされます。
いすやベッドのない避難所生活では、静脈血栓症や寝たきりとなるリスクが高まることにもなります。
この度、横浜市の瀬谷区では市民を健康被害から守るための対策として、災害時における段ボール製簡易ベッド
等の提供について、民間会社と協定も締結をしています。
本日の訓練では、中学生が避難所となる体育館内で、実際に段ボール製簡易ベッドの組み立てを行う訓練が
行われました。
工具なしでテープだけで簡単に組み立てができ、100キロの人が飛び跳ねても壊れません。
また、ミカン箱の形式を集めた形なので、所持品を収納することもでき…そのまま仮設住宅などへの移動に便利です。
今日は、生徒さんが数多く参加されての総合訓練でしたが…こうした訓練は非常に重要で、災害時を想定しての災害弱者の方の
参加なども含めた幅広い訓練をしておくことが必要です。