障がい者施策 “大切なのは・・・現場の声に耳を傾けること”

2013年05月20日 | Weblog
◎障がい者が、幼児の場合の横浜市営地下鉄及び市営バスの運賃が本人は無料、付き添いの方が半額に改善されました!


障がいをお持ちのお子さんのお母さんと“ママ友”の皆さんから、市営地下鉄に乗る時、「障がい幼児の運賃をどうにかしてほしい!」との要望を頂戴していました。このことを横浜市交通局に申し入れた結果、5月15日から幼児本人は無料、で親などの介護人の方は、半額となりました。 こうした“声”を繋げていただいて、「現場の声」を聞いてこそ、初めて改善に繋がります。



◎目の不自由な人が識別しやすい紙幣へ、5千札が改良されます!

目の不自由な人が手で触って紙幣の種類を識別しやすいよう5千円札の改良などを行うことが発表されました。5千円札の表面左下に貼付しているホログラムの透明層(光沢性のある透明シール)を拡大するとともに、形状を変更。改良された5千円札は、2014年度前半をめどに順次発行を開始されます。

このほか、紙幣の種類を識別できるスマートフォンのアプリケーションを開発し、無償で配信する予定。



視覚障がい者には紙幣の判別は難しく、買い物の際も常に不安がつきまとう。このため、公明党は2003年2月、04年の新券改刷に向けて、視覚障がい者団体の代表者とともに財務省を訪れ、手に取った瞬間に札の種類が明確に判別できるよう、紙幣の大きさや紙質、インクの厚さなど紙幣デザインを検討するよう求めていました。






横浜市 建設職人の待遇改善に向けて

2013年05月15日 | Weblog
◎公共工事の設計に用いる労務単価の大幅な上昇に伴い、横浜市でも“新年度単価適用の特例措置”を実施します。



建設現場で働く職人の賃金引き上げに向け、建設業団体や地方自治体が動き始めました。4月25日には大手建設会社でつくる日本建設業連合会(日建連)が職人の賃上げ対策を発表。

国土交通省が公共工事の積算に用いる「労務単価」を今年度から全国平均15.1%増(前年度比)の過去最大幅で引き上げた上で、太田昭宏国交相(公明党)が日建連など建設業4団体に職人の賃上げを直接要請したことが端緒を開きました。



職人が低賃金に苦しんでいる建設業界の“急所”に着目。労務単価の大幅引き上げと、建設業団体に対する“賃上げ直談判”に加え、地方の公共工事を発注する都道府県に対しては、前年度の労務単価で予定価格を積算した工事も4月1日以降に契約する場合は「新単価」を適用する、という国と同じ特例措置の実施などを求めていました。




そこで横浜市では、国の要請に対応するとともに、市独自の中小企業振興基本条例の趣旨に沿ったかたちで、労務単価のみならず、材料単価も含めて特例措置を実施します。金融から、実態経済へ市内経済を活性化させることが今、一番大切です。


2013世界トライアスロンシリーズ横浜大会の開催

2013年05月11日 | Weblog
◎2013世界トライアスロンシリーズ横浜大会が開幕!朝8:05分のエリート女子のスタートイベントに参加しました。



トライアスロンは、スイム・バイク・ランの3種目を連続して競います。大桟橋近くの海を1.5キロのスイムからスタート、そしてバイク40キロ、ラン10キロで、スタート&フィニッシュは山下公園です。

この大会は、世界8か所で開催されるITU世界トライアスロンシリーズの第3戦として、オリンピック選手等、世界のトップアスリートをはじめ、全国各地のアスリートが集結。




2016年リオデジャネイロ・パラリンピックより正式競技にされるパラトライアスロンが開催されることもあり、注目度も高くなっています。

みなとみらいや赤レンガ倉庫、横浜税関、開港記念館周辺をバイクとランが走り抜ける光景は圧巻です。



また、昨年の大会では、国内開催のイベントとして、日本で初めてイベントマネジメントの持続可能性に関する国際基準規格“ISO20121”も取得。美しい都市を目指し、ホスピタリティー溢れ、環境負荷の配慮、地域貢献、経済効果等が内包された国際的イベントです。

こうした、国際スポーツイベントの招致を積極的に行うことも、横浜の活力になっていく大切な取り組みです。

みんなの笑顔の源は 水のきれいな砂田川

2013年05月03日 | Weblog
◎天候に恵まれ、砂田川「子ども鯉のぼり祭り」が賑やかに開催されました。



砂田川「子ども鯉のぼり祭り」に参加。今日は、設営スタッフとしてお手伝いもさせていただきました。

日常活動では、河川周辺の清掃・美化・保全活動を通して、四季折々の自然環境にふれ楽しみ学び、その大切さを親から子へつなげ、青少年の健全育成や地域コミュニティの醸成を目指して活動している「砂田川水辺愛護会」さんが主催。

天候に恵まれ、町内会長や地域の多くの方々も参加。また、池上小学校皆さんが作成され、神奈川土木事務所が設置した“水辺の看板”の除幕式も行いました。みんなの笑顔の源は、きれいな水の砂田川!池上小卒業生のダンスや歌も披露され、砂田川周辺の地域に笑顔が拡がりました。



水辺の看板は、池上小学校旧6年2組の皆さんによって作成されました。今日も校長先生、担任の先生、有志の皆さんが集って、ダンスと歌も披露してくださいました。




砂田川の鯉のぼりは手作りで、今日も参加した子どもさん達が作成に参加して作成した鯉のぼりも仲間入り。



会場ではいそべ焼きやゆず味噌田楽、赤飯なども美味しくいただきました。



キャベツ畑や木々に囲まれた砂田川、神奈川区の奥座敷とのの紹介も。

まさに、地域、ボランティア、行政学校、企業の皆さんの地域を愛する心の絆が表現された、とても素晴らしい「笑顔」の拡がるイベントとなりました。


横浜市の予算 ハマの台所事情

2013年05月01日 | Weblog
◎横浜市の平成25年度の予算は(全会計)は既に執行されていますが、総額3兆3.098億円で、前年度比0.6%増となっています。


予算とは、横浜市の1年間の政策や事業の内容を、収入と支出の見積もりとして表したもので、簡単に表現すれば収入がどのくらい見込めて何にいくら充当するのかがわかります。

横浜市の予算は、使いみちや、収入源の違いから、3つの会計→一般会計・特別会計・公営企業会計に分かれています。

そのうち一般会計は、1兆4.353億円。福祉、医療、教育や、道路・公園の整備など基礎的な行政サービスを行う会計です。市税は主にこの一般会計に使われています。

平成25年度の予算の特徴では、国における緊急経済対策の補正予算を踏まえて、24年度の2月の補正予算の上乗せ補正、前倒し補正と一体的に編成されました。これは、国の動向に併せています。

目的では、福祉・保健・医療には市民一人当たりで計算すると、多い順で、111.739円。子育て教育には87.664円、道路・住宅・計画的な街づくりに45.970円となります。




また、『地震防災戦略』による「災害に強いまちづくり」防災計画(震災対 策編)に位置付けた減災目標の達成に向けて、新たに策定した『地震防災戦略』に基づき、建物の耐震化や緊急輸送路の整備などを着実に進めます。

このため「災害に強いまちづくり」のための予算が増加しています。

緊急輸送路の整備では、路面化の空洞化調査など、事前予防という考え方で、公明党が主張してきた、「防災・減災ニューディール」が具現化しました。



行財政改革の取組みとしては、人件費や行政内部経費削減のための取組として、職員定数の削減、職員の自宅に掛かる住居手当を廃止するなど、市役所全体で行政内部経費の徹底した見直しに取り組んだほか、外郭団体に対する財政支援等についてさらに踏み込んだ見直しを行い、合計で709件、102億円の経費を削減。 

借金という面では地方自治体は、長期間にわたって使われる道 路や公園など、公共施設の整備のために、地方債(横浜市の場合は市債)という借 金を活用しています。

これには、公共施設を利用するすべての世代に、公平にその建設のための費用を負担してもらうという意味があります。加えて、最近は、国が自治 体に配る交付税の資金が少なくなり、代わりに自治体が臨時財政対策債という借金をしています。

横浜市の取組みとしては、市債残高の減少を図るため、市債発行額を、その年度の元金償還予算額の範囲内に抑え、その年度の収入で、利払いを含む同じ年度の支出をまかなうこととしています。

「利払いを含む」という点で、国のプライマリーバランスより厳しい基準となっています。25年度は、土地開発公社の解散のための特別な市債である「第三セクター等改 革推進債」を発行(1,383億円)するため、プライマリーバラ
ンスは赤字になりますが、三セク債を除く場合では黒字を確保しています。

こうした事柄は、一部の表記に留まりますが、大切な税金の使い道、市の方向性がわかる重要な事柄です。横浜市では、こうした予算の内容ををわかりやすくお伝えする取り組みの一つとして、横浜市の家計簿として「ハマの台所事情」という小冊子を発行しています。

マンガ版もありますので、一度ご覧になることをお奨め致します。