『高速道路料金値下げ』

2008年08月31日 | Weblog
    写真:芙蓉の花(撮影:高出清治さん)

   ◎政府がまとめた『総合経済対策』では、物価対策の一つとして『高速道路の通行料金の引き下げ』が盛り込まれています。

   財源は約1千億円の予算が必要になりますが道路特定財源から確保されいるとのことです。

   物流コスト対策として、輸送用のトラックが多く通行する平日夜の通行料金は、午後10時から午前零時まで3割引き。午前零時から4時は現在は、4割引きですが5割となります。

  レジャーの需要が見込める土日祝日の午前9時から午後5時までは走行距離100キロ以内は半額です。

  これには、ETC利用者に限られる事に不公平感もあるようです。
  同一問題として論ずることはできませんが、ETC普及も環境面などトータルで鑑みると重要です。


  消費者の実感に通ずる経済政策が多角的に必要です。
  社会政策的な側面から国民の気持ちに安心感を与えるという事が、政治の大きな役割でもあります。
  



『総合経済対策』

2008年08月30日 | Weblog
   ◎景気後退色が強まる中で…政府与党により『安心実現のための緊急総合対策』がまとめられました。

  まさに、経済情勢の認識にあるとおり、国内の景気回復力が弱い中で世界経済の成長鈍化と世界的な資源・食料価格の高騰の影響を正面から受けて日本経済は厳しい局面にあります。

  まずは、生活者の不安を解消し生活者を応援する観点から物価に対する総合対策をを強力に進めるとあります。

  『物価高に直面する国民の不安解消』は『いの一番』『1丁目1番地』とは公明党の強き主張です

  『定額減税』をバラマキと報じるマスコミもありますが…今や家計の状況は非常事態にあります。

  賃金が伸びない中、生活必需品の相次ぐ値上げが家計を直撃し生活費負担が増加しています。

  『まさに今、消費の下支えと生活防衛が極めて重要』と太田代表も主張しています。

  財源についても、総合経済対策では『これまで以上にムダ・ゼロ・、政策の棚卸し等を徹底し、一般会計、特別会計の歳出経費の削減を通じて対応する』としています。

  このままでは20%以上の値上がり予測もあった小麦への対策…
  年金給付者への臨時福祉特別給付金を支給して年金額を上乗せする事など…

  元気な家計へ!向けた施策として公明党の『生活者』の目線の施策が入っています。

  国民の元気へ向けて…元気な政治の舵取りが必要な時代です。
  

『最低賃金引き上げ』

2008年08月29日 | Weblog
   ◎事業主が支払うべき最低限の時給の最低賃金。
   本年度も昨年度に続き大幅に上昇する見通しです。

   この最低賃金の額の賃金改定額を決定するの厚生労働省の諮問機関の中央最低賃金審議会です。

   現行の平均最低最低時給687円に対して7~15円引き上げられます。

   また、最低賃金が生活保護費を下回る12都道府県は差額解消のための上積みも行うとしています。

   生計費や事業者の支払い能力などを勘案して毎年改定されている最低賃金。

   昨今は『生活保護との整合性に配慮』することが規定されています。

   最低賃金が生活保護を下回る地域では、働く意欲が生じなくなってもしまいます。

   これには生活保護の水準をどこにするかという点も論議の対象です。

   生活保護費の金額は自治体によって異なります。

   現在、非正規雇用が多くなっている現状は否めなく、背景にはワーキングプアといわれる存在もあるのだと思います。

   蟹工船が、今また多くの読者を集めたりしている事もこうした背景があるのでしょう。

   忘れてならないのは、中小企業などの生産性向上です。

   経済の底上げに真剣に取り組んで初めて潤沢に成されることだと思います。

『メディカルツーリズム』

2008年08月28日 | Weblog
    ◎近年、観光は旅をする個人の心と身体のリハビリのみならず、開発を手掛ける国にとっても経済の再生と活性化の手段として注目されています。

  例えば、日本人にとって人気の高い観光地としてのタイの場合ですとタイの病院で医療サービスを受ける日本人は16万人を超えるとも言われています。

  最近はアジア地域においてメディカルツーリズムが過熱してきているともいいます。

  タイの豪華病院では、一流ホテルに滞在するのと同じような待遇が受けられるところもあるようです。

  実際に5つ星ホテルの一流シェフが病院食の献立を作ったり、付添い家族の長期滞在用サービスアパートも完備している病院もあるとか…

  医療費が安いという側面もあるのかもしれません。

  シンガポールの観光局は中国の大手旅行代理店とタイアップして、人間ドッグを滞在プログラムに組ん込んだパッケージツアーを中国で売り出しています。

  まさに、医療産業?もグローバル化しています。

  今までの視点ではなく、観光や産業もやはりグローバルな視点でとらえる事なしでは考えられない時代であることは確かです。

  

『子ども農山漁村交流プロジェクト』

2008年08月27日 | Weblog
   ◎全国の小学生が農山漁村で1週間程度の自然体験・集団宿泊体験活動を行う『子ども農山漁村交流プロジェクト』が本年度から推進されています。

  これは、農林水産省・総務省・文部科学省が推進するプロジェクトです。

  一昨日は都内で具体的に推進するための『ふるさと子ども夢学校フェア』も開催されました。


  今年度のモデル事業を経て、5年後までに全国の公立小学校で実施を目指しているとのことです。

  地産地消にもつながる『食育』と同様に…
  旅を通じて未知の世界、未知の体験をする『旅育』として注目されています。

  修学旅行で田植えを体験できる貴重な経験に人気も高まっているようで長野県飯田市では『体験型観光』専門の会社組織も設立して体制を整えています。

  豊かな心を育む試みとして、これからの『旅育』の推進…大切だと思います。

『産業観光』

2008年08月26日 | Weblog
   ◎知的好奇心旺盛で学習意欲が高い団塊の世代の方々に、社会見学…中でも工場見学が人気があるそうです。

  ある食品関連の工場でも4~5年前は年間3万人だった見学者が、現在約5万人で…ここ数年で急増したそうです。

  中でも、平日に参加する大人が増加してのが要因だそうです。

  研究施設等になると、情報漏洩などセキュリティーの面など様々な課題もあると思いますが、大学などの研究も観光資源として
 大いに活用できるのではないかと思います。

 今、大学に観光を学ぶ学部、コースが増えてきてもいるとのことです。

 インターンシップで学生を採用して、その中から気付いた何かを研究して提言してもらう等も良いのではないでしょうか。

 藤沢市にも大学が複数あります。

 産学官…そして業も加えて活性化の道を模索するべきではないでしょうか…

『議案説明会』

2008年08月25日 | Weblog
   ◎9月市議会定例会の議案説明会が開催をされました。

  専決処分議案・一般議案・条例議案・予算議案・認定議案・報告議案として51議案が提出をされました。

  今議会は、19年度の決算委員会も設定をされ審査もされます。

  一般質問については、『観光振興に向けた取り組み』について行います。

  

『ソーシャル・ツーリズム』

2008年08月24日 | Weblog
  ◎誰もが観光を楽しめるようにする観光社会『ソーヤルツーリズム』の考えかたがヨーロッパ諸国では自治体によって進められてきました。

  スイス旅行公庫協同組合、やフランス家族村などが有名です。

  これらの理念や施策は現在に継承され、ヨーロッパ諸国に『観光のための福祉』の諸政策にノーマライぜーションの理念が貫徹もしています。

  少子高齢社会となり、社会全体で構造的な制度改革が論議される中で『観光のための福祉』も重要な課題です。

  岐阜県の高山市では、いち早くユニバーサルデザインの施設や設備が完備した観光地を目指し、身障者や高齢者が健常者と同じように観光を楽しめるように地域空間の構築に取り組んでいます。

 これからは、多くの観光地で普及することが望まれます。

『新しい門出』

2008年08月23日 | Weblog
◎素晴らしいカップルの出発とも言うべき…披露宴にお招きいただきました。
新郎も新婦ともに…私の以前勤務していました会社の後輩にあたります。

もう少し詳細を申し上げると当時…私が採用をした社員です。

披露宴に招いていただいた事を嬉しく思いますし…何か…感慨深い思いが致しました。

新郎が…家族の絆をとうとうと語った面接場面を今でも鮮明に覚えています。
素晴らしい家族に育まれた新郎も必ずや素晴らしい家庭を築いていくのだと思います。

『観光経済効果』

2008年08月22日 | Weblog
   ◎観光行動に伴う消費活動では、経済効果の波及が引き起こされます。

   1、生産誘発効果
   2、所得形成効果
   3、雇用創出効果
   4、税収増加効果

   観光は多様な業種によりささえられる産業でもあり、労働集約的であるため…波及効果は大きいものとされます。

   大切なことは、地域が観光を支える産業を内部に用意できるのかどうか…

   一つの視点であると思います。
   果たして力点を置くべきか、どうかもも含めて…ということかもしれません。

  これからの地方経済を考える上でも大切な観点だと思います。