藤沢市の『介護保険』の被保険者と認定者の割合…

2009年09月30日 | Weblog
    ◎平成9年に成立した介護保険法…そして、平成12年から…介護を必要とする人を社会全体で支える仕組みとして、

    介護保険制度が始まり、見直しも踏まえ現在に至っています。

    藤沢市における、第一号被保健者65歳以上の方は77.299人(平成21年3末現在)…
     
    第二号被保険者(40歳から64歳の方)は135.347人で合計212.646の方が保険に加入されています。

    そのうち要支援1 19.1% 要支援2 12.1%

    要介護1 21.5% 要介護2 15.2% 要介護3 12.6% 要介護4 9.0%  要介護5 10.5% が認定の割合です。

    介護保険給付にかかる費用が増加をすれば、基準額は増加して、基準額を基に決定される保険料は増加することになります。

    国の負担分は、25%で県の負担が12.5%…そして…市の一般会計から繰り入れられる限度額もあります。

    介護給付と予防給付に要する費用の12.5% 介護予防事業に要する費用の12.5%…包括的支援事業等の支援額の25%負担など…

    細かく定められています。

    決算のの数字については改めて議会報告会等でお話しできればと思いますが…
    
    介護の担い手の環境等の課題や、今後の介護保険料等…課題や制度の充実が必要なのだと思います。

地域社会みんなで…子どもを育てる

2009年09月29日 | Weblog
    ◎本日の決算特別委員会において…地域みんなで子どもを育てる…事についての取り組みを確認をしました。


    藤沢市では、学校・家庭・地域が連係をして子どもを育てるという…『三者連携』の取組み…親父の会の取組みがスタートした事もあり…

    その取り組み状況を確認をし…また、子どもと高齢者の触れ合いを通して地域の創出を学び、郷土愛を育む事についての考え方についての

    確認をしました。
    
    地域ごとの取り組みも様々であり…それぞれ課題はありますが、家庭そして・・学校…地域が総ぐるみで子どもを育てる環境は、大事な視点です。

    市民相談で、中学の部活動で市内で優勝をし、そして神奈川で勝利して…全国大会に勝ち進んだものの…その費用は家庭にとってはやはり大変で…

    市から一定の補助は出たものの…勝ち進む喜びとともに…悩みも深まってしまった…お話をうけたことがございました。

    地域の学校が…地域の子どもが…全国の舞台で活躍をする…

    地域みんなで応援はできないものか…

    また…民間の企業との地域連携でスポーツ施設などをお借りできる…スポーツ版の地域包括協定や…

    運動公園野球場などの資金運営面をネーミングライツ導入で活性化することなどを提言をしました。

    今現在、市民経営やパブリックマネジメントの推進や、地域力・市民力を生かしたまちづくりの中で…検討をされていくことにもなりました。

    地域を大切にする中に…私は…秘められた“宝の山”があると思っています。
    

    

決算特別委員会 第3日

2009年09月28日 | Weblog
      ◎平成20度の決算特別員会が開催をされています。 本日は第3日目…

     藤沢市の平成20年度の一般会計並びに特別会計の歳入歳出決算が、この決算特別員会に付託されて、

     各費目ごとに具体的に審査がなされます。

     本日は、民生費・衛生費・労働費・農水費・商工費という事で、朝から始まり夜9時近くまでかかりました。

     12時間議場に座りっぱなしというのも結構、体力が必要になります。

     今回の決算員会より議会活性化の一環として、本会議に続きインターネット中継及びビデオライブラリーへの配信が開始

     されました。

     藤沢市議会のホームページから、一般質問の模様と併せて動画を見る事ができきるようにもなっています。

     後半戦も…集中力を切らさないように取り組んでまいります。

自殺予防対策としての…『総合うつ対策』

2009年09月27日 | Weblog
     ◎98年から11年連続して3万人を超える自殺数…

     内閣府の08年自殺対策白書では…自殺の原因・動機は「健康問題」が圧倒的で63.3%です。

     その内訳は…病気の悩みで41.3%がうつ病です…

     自殺対策で…うつ病対策の重要性が浮き彫りになっています。

     公明党は今まで…うつ病対策に積極的に取り組んできました。

     08年には「うつ病対策ワーキングチーム」が設置もされています。

     ①うつ病に対する理解を広げ、早期発見を目指す。

     ②患者の受診率を欧米並みの5割に引き上げる

     …これらを骨子に「総合うつ対策」を提言もしています。

     いずれにしても…受診率の向上が喫緊の課題とです…
     

少子化対策と…女性の生き方

2009年09月26日 | Weblog
     ◎子ども手当の創設と併せて…配偶者控除の廃止が決定されているようです…

     簡単に言うと…働いていない主婦…専業主婦を優遇する制度は廃止という事になります。

     女性の社会的進出という面から…女性の経済的自立を阻み、勤労意欲をそそぐ制度が配偶者控除という考え方…

     主婦も自立して働く社会へと大きく舵を切ろうとしているようです。

     しかし…人口減少社会、少子高齢社会、女性の社会進出、総労働人口の減少などを課題として新たな仕組みづくりがなされる

     なされるのだと思いますが…

     主婦も自立して働く社会へ…急激にかじをとる前に、現実的な少子化対策に対する基盤をしっかりと見つめるべきです。

     例えば…保育園の待機児童等の問題は、藤沢市でも深刻です。

     現在、働きたくても…働けない…または…働ける環境がないなど…という足もとの問題をしっかりと見据えるべき課題が山積。

     フランスでは、94年の出生率1.65が最近では2.05まで回復もしています。

     その背景には、確かに消費税など高負担で高福祉を受ける国であるという基盤もあるでしょうが…

     働く女性に対して子供が負担にならない社会制度もあります。

     子だくさんほど得する社会…

     経済的支援のみならず、新しい家族観というものもあるようです。

     一気に子育てを社会全体で応援する社会に特化するというかじ取りで…歪みがである事によって苦しむ人が出てはならないと思いますし…

     政争や政局論でなく…社会保障全体の在り方と…国の在り方をしっかりと示す重要な責任が国の舵取りとして求められています。

     

人生を安らかに楽しんでもらう…介護のあり方

2009年09月25日 | Weblog
      ◎認知症の高齢者の方は…記憶が薄れている分…感性が豊か…

      高齢者に残された能力をフルに生かした人生を安らかに楽しんでもらうのが、介護本来の目的。

      公明新聞に掲載をされていました井形 昭弘 名古屋学芸大学学長のお話しです。

      近年、世界的にも、本人や家族の意向も踏まえた介護の在り方が主流…

      『本人らしい生活』を目指す…介護のあり方…

      『生きていて良かった』と…人生の年輪を重ねて、尚言える社会…

      考える事が多くあります…

      老老介護といわれる…ご夫妻のところに今…時間のある限り…顔をお出ししています。

      奥様が認知症が進む中で…
  
      家の中で杖を就きながら歩行してご主人が介護をされています。

      …中途半端に元気な事は…損をする社会にはしないでほしい…

      福祉という言葉を…しっかりと噛みしめてほしい…と言われた言葉の重みを噛みしめて…

      自らができる事…行政ができること…政治ができることを考え続けて活動をしています。

若者の就業・修学を支援・・・『子ども・若者育成支援推進法』

2009年09月24日 | Weblog
     ◎仕事に就かず…学校にも通っていない二―トやひきこもりの若者の就業・修学等の社会参加を後押しする…

     『子ども・若者育成支援推進法』が7月からスタートしました。

     地方自治体がハローワークやNPO等の関連団体とネットワークを構築して…地域協議会として継続的に支援する等の

     取り組みが盛り込まれています。

     相談体制のワンストップ化も必要であると思われますし・・・訪問支援(アウトリーチ)も重要な課題です。

     いずれにしても…従来の個別対応がされてきた…

     二―ト・引きこもり、不登校、発達障がい等の精神疾患などの子ども等の抱える問題を…社会をあげて支援のネットワーク

     を築くことが目指されることになります。

体験型観光…多様な『ツーリズム』の推進

2009年09月23日 | Weblog
     ◎観光庁と農林水産省では…農漁村に滞在して地元の自然や暮らしを体験する…『グリーン・ツーリズム』の具体的

     推進の協議を推進しているとのこと…

     一般の民家に宿泊して農林漁業や郷土料理、伝統文化が体験できるような…体験型のツーリズムです。

     学習や体験をする観光等が海外でも人気を集めていることから…訪日観光客の増加を目指す政府の…『ビジット・ジャパン・キャンペーン』

     とも連携をするようです…

     以前…私も湘南らしい 『江の島のヨットの宿泊』…するマリン・ツーリズムや『寺などに宿泊』…する歴史ツーリズム等を提案しました。

     産業ツーリズムや健康増進を推進する…ヘルスツーリズム…

     環境によいエコツーリズム…自転車を活用したサイクル・ツーリズム等…

     新たな『ツーリズム』の創出は…地域の活性化のために…大切なアイテムだと思っています。

     今年の夏には…海の家で一発屋の芸人さんが片瀬東浜の『海の家』をやられて大変に賑わっていました。

     藤沢市では…フィルムコミッション事業が充実しているので…芸能人の方とのテーマ旅行の企画や…

     アニメとコラボレーションした企画等もあって良いのではないでしょうか…

     

生活課題の支援…『お互い様…』による新たな地域福祉社会の形成へ

2009年09月22日 | Weblog
      ◎少子高齢化の急速な進展の中…生活単位の世帯構成で、高齢者の一人暮らし世帯は…05年の387世帯から…

      2030年には717万世帯と倍増することが予測されています。

      今回の議会質問で『地域福祉の推進』について取り上げましたが、昨今は…高度成長以前の地域社会とは相違して…

      地域での人のつながりが希薄化して、住民相互の支え合う関係が脆弱化しています。

      『お互い様…』の精神が希薄になり、社会的連帯も薄れています。

      高齢者の方への支援では…制度に寄らない『生活支援』の必要性も多く見受けられている状態です。

      ボランティアセンターなどの地域福祉拠点の各地域での充実を私は訴えています。

      最も身近な地域社会に…『まちの力』…市民力・地域力を結集することが重要です。

      住み慣れた知己で暮らす…地域の課題は地域住民自らの力で解決する位の決意で…

      多様な福祉サービスの充実を地域で支え合うネツトワークの構築や、協働による地域福祉の実践が不可欠になってきた時代です。

      地域福祉の推進は…『お互い様…』の精神で…新たな地域福祉社会の形成が必要です。

藤沢市の市税収入の状況

2009年09月21日 | Weblog
     ◎平成20度の決算特別委員会の委員でもあることから…様々な資料に目を通しています。

     その中で…藤沢市の財政の根幹をなす市税の収入の総額は766億8.249万円で前年度より0.2%増です。

     これは…金額にすると1億2160万円の増収。(因みに前年度は5.2%の増)

     個人市民税については、納税義務者がが増加して前年度と比較して1.9%の増収…
   
     法人市民税は、企業の収益悪化で12.1%もの減で…市民税のトータルでは0.4%の減です。

     固定資産税は、家屋の新築・増築件数の増加で0.9%の増となっています。

     個人市民税は、今後急速な雇用の悪化や団塊の世代の方の大量退職による税収減が見込まれ、景気の低迷による

     税収の落ち込みも予測をされ地方財政のを取り巻く環境は厳しく…

     将来にわたる藤沢市の健全財政のを維持する為にも効率的で効果的な市政の運営が求められている状況です。