ケンのブログ

日々の雑感や日記

ゆず

2019年12月11日 | 日記
昨日、隣の街の歌声サロンに行ったらピアノの先生が生徒さんから頂いたということでゆずを二つ分けてくださった。帰り際のちょっとしたタイミングで先生が出してくださったのでまあなんしかみかんやろうと思ってその場ではブルゾンのポケットに突っ込んでしまった。

街の中心部まで歩いてきてそれをポケットの中から取り出すとなんか懐かしい匂い。ああ、ゆずだと思った。ふだんゆずを取り入れた生活をしていないので冬のこの時期でもすぐにゆずと気づけないのは情けないなと思う。でも、ゆずとわかったらお風呂に入れることを考えた。

ちょっとエッセンシャルオイルが見たくなって街の中心部にある百貨店のアロマのコーナーを覗くと店員のお姉さんが紙コップでゆずの香りのドリンクを勧めてくださった。といってもそこのアロマのコーナーで売っているドリンクの試供品なのだけれど。今日はゆずに縁のある日だなと思った。冬至も近いし。

自宅マンションに帰ってきてひととおりやることを済ませてお風呂を沸かした。沸かすと言ってもガスのスイッチを入れてお湯を注ぐだけだけれど。ゆずは二個手元にあるのでどうしようかと思ったけれど、とりあえず一つ浴槽に入れた。

ゆずを浮かべた浴槽につかっているといい香りでなんか心が落ち着く気がする。田舎の一軒家のお風呂の感覚だとゆず湯ってゆずを二つか三つ、数に余裕があればもう少し入れる感覚だと思うけれど、僕のマンションのように身体を三つくらいに折りたたんで入るような狭い浴槽の風呂だとゆずは1つで十分だと思った。マンションの風呂は気密性が高いので香りがこもりやすいし。

いやあ、これはいいものを頂いたなと思った。それでふと考えたのがゆずといえば柑橘類。いつかある方にオレンジのアロマはリラックスによいと教えてもらったことがある。そういうことならきっとゆずだけでなくみかんを入れてもいいのだろうと思った。

それでちょっとネットでみかん お風呂などどいう検索ワードを組み合わせて調べてみるとやはりそういうサイトが出てきた。

そのサイトによればやはり柑橘類はみかん、レモン、グレープフルーツ、なんでもいいようだ。すだちなんかも適当に洗濯ネットに入れたりして浴槽に浮かべたらいいかもしれないと思った。その他そのサイトにお風呂に入れるといいと出ていたのは、りんご、しょうが、菖蒲などだった。

そうか、そういうことだったのかと思った。ゆずは僕の場合肌にしみるということはなかった。みかんはどうだろう。いつかオレンジのアロマオイルを買ってきてお風呂に入れたときは一滴が二滴だけでも肌がヒリヒリするので調べると、人によってはオレンジのアロマは刺激を感じることがあるとのことだった。でもアロマオイルでなく実際のみかんだったら違うかもしれない。こればかりはやってみないとわからない。

僕は、野菜は好きだけれど、果物は酸味が苦手でみかんに限らず、果物一般をほとんど食べない。なのでスーパーマーケット行っても果実のコーナーはほとんど素通りしてしまう。でもお風呂に入れてもべつにいいやん、ちゃんと使うんやから無駄にするわけでないし、と思って今日スーパーで果実のコーナーをあれこれ値段を見ながら考えるにそんなに高いものでもないようだ。

下手な入浴剤よりいいような気がしてきた。また気が向いたらちょっと試してみようかなと思ったりする。

街はもうかなり年末モードになっている。スーパーマーケットや100円ショップではしめかざりや鏡餅がかなり目立つ場所に置かれようになった。それに僕自身も年内にあと何がやれるだろうかと考えるようになった。年の瀬だなと思う。