イギリス王室が、ヘンリー王子とメガン妃が今年春以降、公務から引退し、「殿下」の敬称も使わなくなると発表。エリザベス女王が以下の声明文を発表しました。
何か月にもわたって交わされた会話と、最近の協議の結果、私の孫一家の今後について建設的かつ、協力的な道を見つけたことを嬉しく思います。
ハリー、メガン、アーチーはこれからも私の愛する家族であり続けます。
私は、彼らが過去2年間、激しく注目されたことで経験した苦労を認識しており、より独立した生活を送りたいとの彼らの意向を支持します。
夫妻がこの国やイギリス連邦諸国などで献身的に行った全てのことに感謝したいと思います。特にメガンがすぐに私たちの家族に溶け込んだことを誇りに思っています。
きょうの合意で彼らが、幸せで穏やかな新しい生活を築き始められることが、私の家族一同の望みです。
上記の引用はヘンリー王子夫妻の公務引退に関連して出たエリザベス女王の声明文。
「ハリー、メガン アーチーはこれからも私の愛する家族であり続けます」という言葉。生まれてきた子供のことも含めて家族であることを確認する言葉にはなんだかジーンと来た。
「夫妻がこの国やイギリス連邦諸国などで献身的に行ったすべてのことに感謝したいとおもいます」という言葉を読んだとき、パウロの「いつも喜んでいなさい、絶えず祈りなさい、すべてのことについて感謝しなさい」※テサロニケ人への第一の手紙第5章16から18節 を思い出した。
いろいろな思いが交錯するこういうときに「すべてのことについて感謝したい」という声明を出せるのは僕が思うには常日頃そういう言葉を意識しているからだと思う。常日頃にないことはここというときに出ないように思う。エリザベス女王という方はちょっと特別の方だなと思う。
結局、人間は言葉でものを考えるから良い言葉が良い思いを作るのだと感じる。
※このエリザベス女王の声明に関するブログ記事を僕は2,3日前に書きましたが、他の記事を投稿するときにアプリの操作を間違って消してしまったので、もう一度リライトしてアップすることにしました。