ネットの記事に中曽根康弘元首相が亡くなられたと出ていた。もう一線から遠ざかられて久しいようにも思うけれど、亡くなられたと聞くとやはりがっくりとくるというか寂しいなと思う。ちょうど中曽根首相の在籍期間が僕の学生時代と重なっていたのでよりいっそうそう思うのだろう。本当にときが過ぎていくなと思う。
今日は朝かなり寒かった。なんだか本格的に冬になったなあと思った。冬は冬でまたいいものだなと思う。あまり寒いのはイヤだけど、、、。
昼過ぎになって日がてってきて結構熱くなってきたなと思った。それでスーパーの薬品売り場の人に暑いですねと挨拶したら、「そうですか」と素っ気ないご返事だった。それで夕方、今日の最高気温を気象情報でチェックしてみると12度だった。それは暑いですねと言ってもあまりピンときてもらえないはずだと思った。動くとすぐ暑くなる自分の体質のこと考えて物言わないと思った。
話は変わって、中村元さんが訳されたブッダの真理の言葉という本にはブッダの3つの言葉が並べて書いてある。その3つは諸行無常 一切皆苦 諸法非我である。
諸行無常 一切の形成されたものは無常である。
一切皆苦 一切の形成されたのもは苦しみである。
諸法非我 一切の事物は我ならざるものである。
そしてこの3つを明らかな智慧をもって観るときに人は苦しみから遠ざかり離れる。これこそ人が清らかになる道であると書いてある。
ブッダの言葉の中ではこの3つの言葉がとても大切であるように思う。それを明らかな智慧を持ってみるというのはできることでないかもしれないけれど、そういう一つの雛形としての教えがあることはありがたいことだなと思う。しんどいのがあたりまえというところに意識を置くことは大切な考え方であるように僕は思う。