おじぃの独り言

セミリタイアして第二の人生をエンジョイするおじぃの備忘録です。

琉球王国の歴史がつまったレストラン『ラ・フォンテ』

2016-08-18 05:43:03 | グルメ
首里儀保にある『松山御殿』は、琉球王国最後の国王尚泰の四男、松山王子尚順の屋敷でした。
この地一帯を「松山御殿跡」と呼ばれ、現在ではイタリアンレストラン『ラ・フォンテ』になっています。





『ラ・フォンテ』は落ち着いた内装の店内に窓外に由緒ある旧御殿の庭園を見るロケーションにありで、食事を楽しむ最高の雰囲気のレストランです。



先の大戦で破壊された珊瑚の石壁がしっかり再現され、琉球王国を思わせます。



廃藩置県後に建てられた広大な敷地内には、名水で知られる指司笠樋川(サシカサフィージャー)があります。



1924年、山王子尚順は広大な屋敷内に『桃原農園』を設立し、沖縄の温暖な気候を活用した熱帯果樹や香辛料、観葉植物の栽培を行いました。御殿は沖縄戦で消失してしまいましたが、戦後庭園部分には『首里トロピカルガーデン』が1999年まで開園していました。



『ラ・フォンテ』のおススメは、質の高いランチブッフェ~旬の素材を活かした和洋創作料理です。また、赤・白ワインの飲み放題で平日1500円、休日1700円は断然お得です。





一番のおススメは、本場イタリア製石窯で焼き上げる薄めの生地でありながらモチモチとした食感を残し、薪ならではの風味と香ばしさが楽しめれるイタリアンピザです。



他にもサラダやカレー、パスタもあり、もう食べきれません。どれも丁寧に作れてランチらしからぬ逸品です。





デザートもついていて一品一品作るスィーツは選べます。



松山王子尚順は、とてもグルメな方で泡盛の古酒(クース)を広めた第一人者でもあります。『ラ・フォンテ』は琉球文化とイタリアンレストランのグルメで王子の意向を継いでおり、是非おススメの首里のレストランです。



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