『糸満大綱引』の前には、1千人余りの市民が参加する『道ズネー』と呼ばれるパレードが始まり、舞踊や歌、子どもエイサーなどを観客に披露しながら練り歩きます。『道ズネー』は糸満小学校に集合し出発してラウンドアバウトを通り、白銀堂まで行われます。
『道ズネー』の先頭に位置する2つの旗頭があります。『ゆがふう(世果報)』、世の果報、すなわち豊年、豊穣、幸福などを意味する言葉で、梅の灯篭です。
そして『かりゆし(嘉例吉・嘉利吉)』、めでたいことや縁起のよいことの意味して桜の灯篭です。
通常『ゆがふう旗』は雄綱、『かりゆし旗』は雌綱に付きます。
ちなみに『旗頭』の意味と役割は、背丈の高い旗頭の上には神が降りるとも言われて、演技担ぎ、降臨などの役割で綱引きに加勢するものです。各区の担当者は地元の地域性を取り入れて意匠を工夫した旗頭を作成して綱引きに参加します。
『旗頭』の全長は6m50cm~8m、重量は40~50kg
持ち手の衣装は『股抜半套(ムムヌチハンター)』と呼ばれ、一本の旗頭に持ち手は10~20人。その後ろに金鼓(チンク)隊が鉦、太鼓を鳴らしながら、白銀堂まで勇ましい旗の舞を披露します。
こちらは、子供エイサー隊
こちらは、女子高のエイサー隊
各チームは海神が祀られている御願所(ウガンジョ)である『白銀堂』まで演舞して最後は拝みます。
『糸満大綱引き』はもの凄い町内会のお祭りです。
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『道ズネー』の先頭に位置する2つの旗頭があります。『ゆがふう(世果報)』、世の果報、すなわち豊年、豊穣、幸福などを意味する言葉で、梅の灯篭です。
そして『かりゆし(嘉例吉・嘉利吉)』、めでたいことや縁起のよいことの意味して桜の灯篭です。
通常『ゆがふう旗』は雄綱、『かりゆし旗』は雌綱に付きます。
ちなみに『旗頭』の意味と役割は、背丈の高い旗頭の上には神が降りるとも言われて、演技担ぎ、降臨などの役割で綱引きに加勢するものです。各区の担当者は地元の地域性を取り入れて意匠を工夫した旗頭を作成して綱引きに参加します。
『旗頭』の全長は6m50cm~8m、重量は40~50kg
持ち手の衣装は『股抜半套(ムムヌチハンター)』と呼ばれ、一本の旗頭に持ち手は10~20人。その後ろに金鼓(チンク)隊が鉦、太鼓を鳴らしながら、白銀堂まで勇ましい旗の舞を披露します。
こちらは、子供エイサー隊
こちらは、女子高のエイサー隊
各チームは海神が祀られている御願所(ウガンジョ)である『白銀堂』まで演舞して最後は拝みます。
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