数日、温かかったのにまた寒さが戻ってきました
明日は雪が舞うそうです
インフルエンザも猛威を奮っています
あ~やっぱり春が待ち遠しいですね
幸田文著
「季節のかたみ」より
二月は、しんと心うち静める月。
一年は一二の月のあつまり、
ひと月ひと月に季節もめぐるし、
ものも事も変るし、
各月各様に特徴がある。
一年のうちに一度しかまわってこない、その特徴。
六十年の人生なら、
たった六十回しか経験できないその一ヵ月一ヵ月。
おろそかに行きすぎないで、
二月は二月の特徴を知ろう。
秋の紅葉、菊の行楽から急にきた冬の風、
つづいて歳末、
新年のせわしさ、
楽しくあったが、身も心もざわつき通し。
二月はしんと打ち静めて、身を休め、
こころを深くする月である。
もうすぐ二月です
どういうわけだか、わたしはこの二月が昔から好きでした
春の気配を少しずつ感じられたからだと思います
通勤途中で見かける紅梅が咲き始めました
沈丁花の蕾もふくらみ始めました
雲南桜草が一輪咲きました
寒咲きあやめも蕾が次々に背を伸ばし始めました
メジロも忙しそうに飛び回っています
そうそう、今日、鳥がV字型を作って集団行動しながら飛んでいました
会社の窓から見えたので、上司に小声で教えると
「あ、別府方面に飛んで行ってるな~」
というので
「みんなで温泉に行ってるのかも・・・」
と小声で返しときました
ところで、NHKラジオを聞きながら夕飯を作ります
私も一言!夕方ニュースの中に
お便りテーマ
好きな名言格言ことわざコーナーがあります
今日の格言に
今日の一針、明日の十針
お母さんが教えてくれたという便りが届いていました
今日縫えば一針で済むほころびも
放っておくと次第に大きくなって一〇針も縫わなくてはならなくなる
何事も処置が遅れると、あとで苦労することのたとえ
似たようなものに
時を得た一針は九針の手間を省く
何かと問題の先送り気味なわたしには
いい格言です
さあ、温かくして休むことにします