横山秀夫著
「64」
読み終わりました
活字は小さいし、ページ数も多い
最初、なかなか進まなくて
これは読み終わるまでどれくらいかかるかいな
と思ったのですが、
途中から面白くなって一気読みしました
映画も今上映中
しかし、本を読んで映画を観にいって良かったことがないので
映画は観ないことにします
昭和64年
D県警察官内で7歳の少女が誘拐され殺された
犯人がわからないまま時が流れ
時効まであと1年
主人公三上はこの事件で追尾班として加わっていた
その三上は今は広報官
2年で刑事に戻るつもりでいた
しかし、そんな時、彼の娘あゆみが家出をした
三上は妻と共に思い悩み苦しむ
そしてまた娘を殺された父親もずっと苦しみ続けていた
この事件には隠蔽されていることがあった
とまあ、縦糸横糸が複雑にからみあって事件は進んでいきます
刑事部捜査1課長の松岡との最後の方のシーンは手に汗を握ります
とにかく主人公の内面が詳細に文字にされています
読んでみてください
お勧めです