小さな幸せ

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おれのおばさん

2021-08-27 13:30:36 | 読書

佐川光春著

「おれのおばさん」

 

時代小説ばかり読み続けていると

こういう現代物の読み始めにかなりのエネルギーを必要とします

えい、や~

みたいな

 

たまには毛色の違う本にも挑戦することで脳の活性化

脳の活性化と言えば

 

千葉真一さんが亡くなられたニュースで

二階堂ふみさん主演の

「プロミス・シンデレラ」

の相手役の

眞栄田郷敦さんと

「イチケイのカラス」

に出ていた

新田真剣佑さんが

彼の息子さんだったなんて・・・

知らなかった~

 

知らなかったと言えば

近頃炎上したDaiGoさんの弟さんが

あの東大謎解きの松丸亮吾さんだって

ついていけてません

 

 

母がまだ70代の頃、一緒に住む孫に

「え~おばあちゃん、キムタク知ってるん!」

とびっくりされたと自慢気に話したのを思い出しました

 

 

前置きの何と長くなったことか

 

この「おれのおばさん」

結構主人公は大変なことに巻き込まれるのですが

いい男の子です

 

いいな~若いって

頭も良くて、ちゃんと切り替えもできて

人の気持ちも思いやれて

 

主人公は中学生

名門私立中学に合格してエリートコースまっしぐら

そんなる日、単身赴任中の銀行員の父親が

愛人にマンションを買うために銀行のお金を横領して逮捕されます

否応なく生活は一変し

札幌の児童養護施設に入ることになります

そこを運営しているのが主人公のおばさん

このおばさんが物凄くパワフル

 

そこで今まで出会ったことのない色んな人との出会いがあり

彼は成長していきます

 

と、まあこういう話

 

この本の冒頭

 

ぼく、わたし、おれ、わし。

我輩、拙者、俺様。

英語ではIだけですませる一人称が、日本語には今あげただけで7つもある。

 

という書き出しで始まります

 

3歳の孫が

この前まで

しゅんちゃんが~

って言ってたのに

そのうち

しゅんが~

になり、幼稚園に行きだした途端に

おれが~

って

噴き出してしまいました

 

男の子の成長は自分の呼び名で変わっていくんですね

面白い

 

食べず嫌いならぬ読まず嫌いにならないように

これからも色んなジャンルに挑戦してみたいのですが

う~ん、続くかな~

 

コメント (4)
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