ウインターコスモス
ピンクや白のコスモスが終ると、咲き始めます
でも、名前はコスモスってつきますが、違う種類!
先日のgooランキングで
「言いたいけど言えない!夫になおして欲しいランキング」
っていうのがありました。
1位は片付けない!!でした。
私、まだ文章講座に通っています。先月で1年になりました。
前に出した宿題が、80歳先生、(いや、もう81歳だわ)が添削して返してくれました。
秋の夜長、読んでもらえたら嬉しいです。
味噌汁の卵
卵入り味噌汁が大好きな夫婦がいる。
この卵一つが原因で夫婦仲がこじれた。
確かに、味噌汁の中で煮えた卵をこわすと味噌汁が甘くなって実に美味しい。
が、いくら美味しいと言っても、たかが卵一つのことで、夫婦の仲が・・・・。
詳しく話を聞いてみた。
彼女は、私の友達である。
ご主人にはお会いしたことがない。
彼女の話を聞いただけなので、一方的かもしれないが、ことのいきさつはこうである。
ある日、彼女は用事で出かけた。
出かける前に、夜に食べる分のお米もといだ。
スイッチを入れるだけにしておいた。
おかずはから揚げだ。
ニンニク醤油に漬け込み、帰ってからすぐに揚げられるように下ごしらえもした。
「弁当でも買って食べて・・・」
と手抜きをしない彼女は、主婦の鏡である。
そんな彼女、用事を終え、帰途についた。
最寄りの駅に降りたところで、ご主人に電話。
「ご飯のスイッチを入れといて~。ついでにお味噌汁も作っといてくれる?」。
時々、台所に立つご主人は快く引き受けてくれた。
「ただいま」と玄関を開けると、ご飯の炊き上がった匂いと、煮干のだしの匂いがプーンと鼻をくすぐり、彼女を幸せな気分にさせた。
着替えていると、台所からご主人の声。
「味噌汁に卵を入れるか~?」
何て甘く優しい声なんだろう。
「うん、いれといて~」
と答えようとしたら
「今日は入れなくていいよう~」
と言う娘の声がする。
な~んだ、主人は、娘に聞いたのだ。
そう言えば、あんな甘く優しい声をかけられたことは今まで一度もなかったと改めて気付いた。
「まあ、いいか」
と気を取り直して、着替えをすませ、台所に立った。
彼女は、手際よく、から揚げも作り、テーブルの上に並べた。
炊き立てのご飯もよそった。
後はご主人の作ったお味噌汁をつぎ分けるだけ。
ふっと、鍋をのぞくと白い卵が一つだけ浮かんでいる。
あれ?とかき回してみてもやはり一つだけ。
この一つは勿論、ご主人のもの。
ならば私の分は?
「ねえ、私の卵は?」
と聞いた。
「え?いったの?食べるかわからないから入れなかった」
と何事もなかったように彼は答えた。
味噌汁の中に入れた卵がどんなに好きが、何十年も一緒に暮らしていて、知らないというはずもない。
なのに、なのに・・・。
「あなたは笑うけど、食べ物の恨みって怖いのよ」
と彼女は私に言った。
私は思った。
食べ物の恨み以上に、娘への嫉妬のほうが怖いのではないかと。
卵の黄身の甘さより、ご主人のあの甘い声が彼女になかったことに怒っているのだ・・・・と私は、思った。
了
先生のコメント
夫婦とは、微妙かつ厄介なものです。
夫婦を60年近くやっていても、時々「新発見」がある。
ーから怖い(楽しい?)
81歳先生ならではのコメントをいただきました。
隣のご主人が、こんなことを・・・。
夏休みになると、大学に行ってる息子が帰ってくるんだが、あいつが帰ってくると、おかずが違うんだ!!
息子を呼ぶ声も、俺を呼ぶ声とトーンが違う!!
って。
何処も同じ秋の空です。
今日の私の小さな幸せ
友達に、白いランタナの苗をもらいました。
白いランタナもとっても可愛い。
強く出れば強く返されます。
恐ろしいものです。
南無阿弥陀仏。合掌。
女性はコワイもの。
猫と同じと言います。
なでりゃ甘える。
たたけばすねる。
殺して埋めれば化けて出る。
恐ろしいものです。
色即是空。合掌。
家でもお土産を買ってくるとなにこれ
息子が同じようなもの飼ってくると美味しいと行って食べます
だからこの頃かつて来ません
81歳先生の添削が入ったのね。
どこが変化したのかなぁと思って比べて読んでます。(笑)
映画館の映画、久々でした。
いやぁ、笑った笑った。
さっきテレビで豊後高田市の昭和の町出てました。
行ったことありますか?楽しそうな町ね。
だから
子どもは
愛情を
別々に理解するのです!
夫婦は滅んでも
親子は生き延びます!
というのが
いまのきめら家!
こどもが戸惑ってますが
美味く利用されてます!
こんばんは。
面白い!!!
最高です。
読売新聞に「楽々!天文学」っていうのが・・・。
http://kyushu.yomiuri.co.jp/magazine/tenmon/0711/te_711_071109.htm
こんばんは。
そうですか、フクさんのところも同じ状況ですか。
同じ子供でも、母親は息子に甘く、父親は娘に甘い。
自分のしていることには気がつかないんですね。
相手のしていることは、よくわかるのですが。
人の振り見て・・・ですね。
こんばんは。
まだ、雨が降っていますか?
寒いでしょう。
映画の後、お食事はしなかったの?
フフフ・・・お腹すいたでしょ~。(笑)
今日の人生の楽園ですね。
昭和の町、行ったことありますよ。
学校給食のメニューを出してくれるお店もあります。
小さい声でいうけど、一回行ったらいいかな~って。(笑)
こんばんは。
この宿題を書きながら、やたらキメさんのことを思い出しました。
だから、もし読んでくれたら、こういうコメントが入るだろうな~って思っていました。(笑)
キメさんのブログで「ご近所の風物詩」ってありましたでしょ。
ご近所が、余りにも私のご近所と違うので、大笑いしました。
キメさん、そこは都会だね~。(まるちゃん風に)
そうだよね、人の関係は微妙で繊細で、特に近い存在の夫婦や
恋人同士は、複雑に感情が絡まっているから些細なことでも
敏感に反応して、ケンカになったり、険悪な状態になったりしますよね。
うちでも、嫁さんに甘いと娘が「お母さんばっかり大切にして・・・。」
と怒るし、娘の肩を持つと「どうせ私なんかより娘の方が・・・。」
ってふてくされるしネ。
ど~すりゃいいの、おせ~って!って全然思ってないけど・・。(笑)
相田みつを風に言うと、・・・・・・にんげんだもの・・・。だね!(^-^)v
こんばんは。
まとめて、全部の記事にコメントを書いてくださってありがとうございます。
感謝、感謝です。
家でも、外でも、モテモテですね~。(笑)
あのA君は、やっぱり、roko-papaさんだ~!!!