庭の花が暑かった夏を何とかやり過ごして
今、とっても元気に咲いています
今日の新聞の大分版に
由布院 秋の輝き
という見出しで
ススキの穂が夕日に輝いている様子の写真が載っていました
工藤直子さんの
あ・い・た・く・て
という詩集の中の
すすき原
という詩を思い出しました
すすき原
山と山のあいだは
いちめんの月あかり いちめんのすすき原
穂がゆれると
これはまあ まるで みずうみだ
銀いろきつねが遊ぶのに ちょうどよい
秋の ひかるみずうみだ
おんなの子ぎつねが こちらで うたえば
おとこの子ぎつねは あちらから会いにくる
すすきの穂の まねをして そろりそろり
あそこがあんなに ゆれるのは
おとこの子ぎつねの 胸のドキドキのせいだな
山と山のあいだで
2ぴきの子ぎつねが 出会うと
すすきのみずうみは いっそうひかり
かれらは いま
2本の銀いろの線になって
はしり去った
工藤直子さんの詩はやっぱりいいですね~
大好きです
すすきがゆれるのは
おとこの子ぎつねの胸のドキドキのせいなのね
ふふふふ
今度、そんな風に思ってすすきを見てみよう
あの銀色の穂で心をくすぐられるような、心地よい印象です。
わたしも今度すすきを見たら、思い出そうと思います^^
こんばんは。
何をみても何も感じなくなったらおしまいですね。(笑)
いつまでもみずみずしい感性を持ち続けたいと思うのですが・・・。