毎年11月1日は、由良川の落ち鮎の解禁日です。
資源保護(産卵保護)のため、10月中は鮎の捕獲が全面禁止されています。
天気がイマイチでしたが、JR大江駅近くの波美橋に午後4時前現地到着。
水位は最近の雨で増水し、本流は約30cm高、濃い笹濁りで、とてもやないが川に入って竿を出すことは出来ません。
(波美橋左岸下流)
地元の釣り人に成りすまし監視員に聞くと、支流と本流の合流地点付近で良く掛かっているいるとのこと。
(波美橋上流と支流の釣り人)
朝からクーラーボックス、1人で2~3杯を満タン状態で持ち帰っている釣り人もおられたとか。
3人の監視員の知り合いなので(爆嘘)、印籠をちらつかせ(これまた爆嘘)仕度をして偵察に向かう。
支流との合流地点は、4~5人が入れば過密状態になります。
皆さん、スカなしに掛けておられます。
まさに「入れポン、出しポン」の状態です。
(女性の釣り師)
誰かが帰られなければ入ることが出来ません(苦笑)
しかし、そこは顔が広いので、目ぼしき釣り人に話しかけ、予約を取って空くまで河原で、軽食を取りながら持久戦です(笑)
少し暗く前にやっと入ることが出来ました。
見ると、皆さんのクーラーには、落ち鮎が一杯入っています。
どうされるのかなぁ~・・・そんなにたくさん持ち帰えっても・・・後の処理に困るのになぁ・・・と思う。
確かに良く落ち鮎が掛かります。
掛かるのはオスばかりです。
(掛かった落ち鮎)
本流が濁って水位が高いので、水の澄んでいる支流に、大量の落ち鮎が避難して溜まっている状態です。
セリ場(産卵場所)での掛かる鮎とは違って、一部を除き全般に錆が出ていません(ご臨終になれば黒、黒の錆がでます)
午後7時頃まで竿を出しましたが、ダブル、トリプルで掛かります。
その頃から時雨や風が出始め、寒くなってきたので終了。
あまり持ち帰っても、先客と同じく処理に困るので、暗くなってから来られた釣り人に場所を譲り、また、心優しいく釣った落ち鮎の半分近くを差し上げました。
小型が多いでしたが、本流で竿が出せると良型が掛かるかも。
その頃に再度挑戦?します。
仕掛け
竿6m 道糸4号 ハリス2号 蝶針9号5本仕立て オモリ10号
釣果
約130匹(15cm~22cm)