久し振りに美山は好天です。
そこで久し振りに水汲みを兼ねて美山に出かけてきました。
(山から流れ落ちる神田の水)
この日は誰も居られず、ゆっくりと水汲みが出来ました。
(前方の小屋が水汲み場)
市内から僅か1時間余りで雪国に・・・
雪が降らない日が続いているとはいえ、まだまだ雪が残っています。
(有名になった赤い郵便ポスト)
北地区の茅葺き集落は観光客で賑わっていました。
(雪原?で遊ぶ子供)
美山川は平水で、雪解け水は入らず澄んでいます。
北赤橋右岸上流に重機がありました。
今年は最終(5年目)の河川改修工事です。
昨年秋、数年に一度の大雨による大増水で、川は上流部から下流部まで大きく変わっています。
結局、河川工事をしても川が氾濫すると自然の力で昔の姿に戻ります。
あまり川を触らないで欲しいてすね。
(北赤橋の上流部)
(北赤橋)
(北赤橋の下流部)
あと3週間(3月16日)でアマゴの解禁日を迎え、あと3か月余りで鮎の解禁日を迎えます。
ここ数年不調の下流部?今年はどうなんでしょうか。
午前10時過ぎ到着するも駅から歩いての会場までは寒くて、寒くて堪りません。
おまけに冷たい小雨が降っています。
(案内の掲示板)
しかし館内に入れば、人、人、人の熱気で暖かいです。
天気が悪かったのか、朝からは昨年みたいに混雑していません。
本日の目的は、講師・松田稔さんによる「磯・尾長グレ」のフィッシングスクールです。
昨年までなら村田満さんの「鮎釣りのトーク」が楽しみでしたが、残念ながら今年はありません。
仲間とは、この教室の始まる昼前に、前席かぶりつき付近で落ち合うことにしています。
正午まで時間があるので、まず6号館に入り鮎竿と磯竿を見にシマノ、がまかつのブースを覗きます。
(シマノの鮎竿展示場)
(がまかつの鮎竿展示場)
偶然です。
グレ釣り師匠の松滋郎さんとばったり。
しばし、南紀のグレ釣り近況の話題に盛りあがる。
次に反対側の6号館のダイワブースに行くと村田満さんが居られました。
(ダイワの村田 満さん)
少しお年を召されたのか?訪れた時は大人しい話ぶりです。
(ダイワの鮎竿展示場)
それにしても、鮎竿のコーナーは年々裏側に・・・そして縮小されていくように思います。
新製品も展示してありました。
(今年の目玉?利口な価格帯です)
反比例するように表側に出てきたのは、バス、エギング、ジギング、ソルト・波止等の若い者向きのコーナーです。
(若者で満員の村田基さんのコーナー)
各メーカーさん無料のカタログを集めて、また鮎竿や磯竿を少しブルン、ブルンしてきました(爆)
それにしても、鮎竿は高価です。
10万円、20万円、30万円、40万以上の竿がずらり並んでいます。
道具類も高価ですし、そして炎天下の釣りなので若者に敬遠されるのでは、と思います。
年々鮎釣り人口が何処の河川でも減少気味になってきています。
ここにも高齢化が進んできています(苦笑)
磯竿コーナーも年配者が多いでした。
グレ竿は時間をかけてブルン、ブルン(笑)
(がまかつの磯竿の展示場)
高価なのは、それなりに良いですね~。
細くて、軽く持ち重りせず、しっかりとしています。
(こんな大物が釣れたら・・・)
正午前になってきたので4号館に移動。
いよいよフィッシングスクールです。
講師の松田稔さんは、午前5時頃まで飲んでおられたとか?二日酔いみたいです。
全般に話の内容は素人には難しく、半分ぐらいしか理解できません(苦笑)
(講師の松田 稔さん)
話題は尾長グレの50cm~60cm位ですので・・・(汗)
内容は・・・
今年の太平洋の海は異常続き・・・日により海水温の温度差が3℃ぐらいある。
付け餌のオキアミをは1匹付けにこだわらず、2匹、3匹付けにする。
付け餌を海底に這わす?
撒き餌と付け餌を同調さすため、付け餌を持ち上げる?
ハリスにオモリ(B号ぐらい)を針から上約50cm位につけて海溝を流す等・・・
少し酔っぱ?少しなまり?一方的な話?なので、横にあるボードでの図解説明がして欲しかったです。
竿、道糸、ウキ、ハリス、針等の仕掛けの詳しい話もありません。
質疑応答の時間もなくイマイチでした。
この時間前にあった菊元俊文さんのバスフィッシングスクールは図解説明がありました。
この後にあった村田基さんのキャスティングスクールは、若者で超満員てす。
帰りに例年通り大抽選会に行くも、例年通りハズレのサランラップ(涙)
(ハズレのラップ)
(こんなコーナーも)
(こんなコーナーも)
久し振りの釣行です。
その間、法要、新年会、親睦会ほか諸々ありの超多忙で、せっかく余呉湖のワカサギ釣りのお誘いも行けずの一月後半でした。
前回と同じく、前回と同じ仲間と、前回と同じ行程で夕方に串本大島の須江に到着し、前回と同じく渡船屋の宿で素泊まり。
前日(2月2日)は、大時化で南紀の渡船屋さんの磯渡しはすべて休業でした。
「大荒れの後のチャンス」と思ったのか?港には約15名の釣り人が居られます。
少しはウネリも収まるのを期待していましたが、外海に出るとウネリが残っています。
超ベテラン組と常連組は外海の高い磯に渡礁されます。
しかし超下手ッピー組は安心、安全な湾内磯(磯名ナギ崎)に渡礁(苦笑)
それでも時々ウネリが岩場に当たり、その飛沫が足元まで被ってきます。
(大きなウネリに伴うサラシと遠方に釣り人さん)
満潮と重なった時間帯(午前8時30分頃)は、高場に上がらなくては危険一杯です。
餌取りの魚は見えませんが、付け餌はかじられます。
(仲間の釣り座)
天気は曇りで濃霧のため遠くは霞んでいます。
風も無く、生暖かくて冬装束の服装では汗が噴き出て来ます。
(遠くに霞むループの串本大橋)
ウネリに伴う大きなサラシで付け餌が落ち着かず、釣るのに苦労します。
(当日の釣り座)
その頃、外海に渡礁されていた2組は、満潮の時間帯と重なって大きなウネリで全身被って釣りにならずギブアップし、急きょ湾内の磯に避難されました。
そんななか付け餌が残るも、狙うグレは釣れません。
やっと釣れたと思ったら・・・大きなフグです(涙)
(餌取り名人のフグ)
ウネリが少し収まる時があり、ウキも安定します。
やっとウキが海中に・・・待望のグレです。
根に入られないよう慎重にやり取りします。
しかし敵もさる魚、ひっかく魚です(爆)
足元の根に深く潜り込んで出て来ません。
無理に引き上げると、道糸やハリスが根に擦れてブッツンです。
あまり大きくは無いですが待望のグレをゲット。
(釣れたてピチピチのグレと仲間)
(岩場に横たわる綺麗なグレ)
昼前にも同じく勢いよくウキが入ります。
これも釣り上げるのに少し時間を要しましたが、35cm前後の尾長グレです。
なんせウネリがあるので、取り込みが慎重になり苦労します。
昼からは付け餌が残ります。
何処に投げても、棚を変えても、全く釣れる気配がありません。
磯際に投げれば地球の底掛かりです(汗)
そして海藻?、雑巾?タオル?みたいな重みのあるのが上がってきました。
見ると約60cm前後のウツボです。
(ヘビみたいに掴みハサミに巻きつくウツボ)
(岩場の溜りで泳ぐウツボ)
それ以降、迎えの船が来る午後4時前まで、諦めと沈黙のながーい退屈な時間ばかり・・・(苦笑)
(様子を見に度々訪れる渡船)
帰港して皆さんの釣果を見るも大半がボーでした。
こんな日に渡礁したのが悪かったのか、こんな日を選んで来たのが悪かったのか?
自然相手の釣りは難しいです。
遠路遥々出かけて良い日に当たればウハウハですが、そうでない日は涙です(爆)
グレは気まグレ・・・ボーを免れたので良しとしょう(汗)
撒き餌に群がる海鳥と遊べたし、そして飛沫で一度全身ずぶ濡れになりましたが、怪我なく無事一日楽しめたので感謝しょう。
(オキアミ目当てに集まる海鳥)
釣果
グレ2匹(29cm・35cm)