50年来(正確には55年)の親友から「黄門さん、夫婦で大三島の親戚宅にみかん狩りに行くんやけど行くか?」「○○夫婦と○○も一緒やけど」・・・「何か知らんけど魚が釣れるらしいで!」とのお誘い。
釣りができるなら「喜んで行きまっせ!」と即返事(笑)
男性陣は、体育会系の同じクラブで汗を流した仲間達です。
嫁さん達も長~いお付き合いです。
最近はご無沙汰気味ですが、多い時には夫婦7組で、北海道や東北や信州や九州等に毎年一回恒例行事で旅行した気心の知れた身内みたいな仲です。
とりあえず道具や仕掛けは分からないので、ライフジャケット、防寒着、クーラー等準備。
車2台に分乗し一路西へ~山陽道~しまなみ海道~大三島~昼前に現地到着。
(大三島に架かる多々羅大橋)
早速、親戚宅で遠慮なく昼食を頂く。
午後1時30分頃から「釣り組」は海に、「みかん狩り組」は山に分かれ出発です。
超初心者の仲間と船頭さん(親戚の人)と3人で出船。
(手前船頭さんと超初心者の仲間)
といっても、湾内5分程で行ける蠣(かき)イカダ。
他の組4人は、みかん狩り、柿狩り、レンコン堀り等に行くことに。
といっても、ほん近く。
とりあえず夕方まで、お互い頑張ろう!
蠣イカダに横付けのカカリ釣りです。
仕掛けや餌や竿等は、全て親戚の方が準備されておりました(汗)
ここの蠣イカダ周辺の場所は、地元の人しか近寄れず、また釣らせてもらえないとのこと。
イカダの下に潜んでいる魚を狙います。
(餌取りのフグ)
オキアミを投入すると、イカダの底?下からカワハギやフグが湧いてきます。
流石餌取り名人です。
当たりが分かりません(涙)
暫くして慣れてくると、少しですが当たりが分かり、合わせると時々ウマヅラハゲ(ハギ)や地元では、丸ちゃんとか丸禿?とかで呼称(マルハゲ→マルハギ→カワハギ)の大きいのが釣れ始めました。
しかし餌取りのフグに悩まされます。
餌を投入して数秒で餌が無くなります。
そんな時は場所移動です。
といっても、ほんの1分ほどです(笑)
大きなカワハギは25cm前後あり、丸々太ってお腹に肝が、びっしり入っています。
サビキ釣りも面白かったです。
(良型のカワハギ)
群れが回ってくれば、こちらも25cm前後の真アジが掛かります。
といっても、すぐ消えて何処に?・・・。
(良型のアジ)
なんとか超初心者の親友が2匹ゲットし、両目の開いた午後4時前終了。
全部で合わせて35匹位のウマヅラハギとマルハギ(カワハギ)と真アジ20匹位の大漁です。
(釣れたカワハギとウマヅラハギ)
今晩の食卓を賑わせてくれます。
「みかん狩り組」は、早く済ませて夕方から海岸で潮干狩りです。
といっても(←同じ言葉が5回目参上しました)・・・簡単に獲ることが出来ないマテ貝です。
砂の中深くに潜んでいます。
(マテ貝)
砂上の小さな穴が開いているところを掘って獲ります。
地元の人は慣れているので楽勝です。
そのままバター炒めや酒蒸しにすると、歯ごたえがあって美味です。
「みかん狩り組」と入れ違いに親戚宅に「海釣り組」は引き揚げ。
そして、みかん畑を見学。
(民家近くのみかん畑)
夜の宴会には、獲れトレ魚のお刺身です。
まうい~♪です。
刺身も肝ダレも新鮮なので美味しです。
昼食後に帰宅の予定なので、その時間まで船頭さんに無理を頼んで2人で、午前9時30分頃から昨日の場所に出かけます。
本日は潮回りが良いのか、少し釣り方に慣れたのか・・・良く釣れます。
超大物も釣れました。
(36cmのウマヅラハギ)
約2時間で40匹以上です。
クーラーがカワハギのお腹の如く、パンパンです(笑)
皆のお土産がゲットできたので終了。
昼食は外の庭で、近くの山で獲れた猪肉のバーベキューです。
集落の人口よりも、今は猪の方が多いとのこと。
畑に入って、出荷前のみかんを食い荒らすそうです。
「みかん狩り組」が獲ってくれた、段ボール2箱のみかんや柿やキウイや野菜やレンコンや・・・お土産一杯で帰りの車は傾きそうです(爆)
5月頃には、蠣イカダのカカリ釣りで年なしチヌ(50cm以上)が、たくさん釣れるそうです。
そんな良い話を聞くと、また来たいなぁ~。
(2日目の釣果)
最後まで、長文を読んで頂き有難うございました(苦笑)