山口県内の知的障碍者施設で起こった職員による暴行事件について個人的な意見を一石。
暴力と暴言が収められた映像を観て怒りにも似た不快感を覚えた。そして、加害者の男の動機が「いうことを聞かなかったから」であったと聞いて虚脱してしまった。
福祉施設の事業主は、訓練作業室に通う人たちがなぜ訓練作業室に通わねばならないのかを理解していない人をなぜ雇用したのだろうか。それは、低賃金でストレスフルな現場であるから、規定人員が埋まればだれでもよいという理由からであったのだろうか。ホスピタリティー色の濃い働きをビジネスにしてしまうと必ずこのような問題が起こってしまう。そして、このような事件の問題提起しようとすると尽きることはない。
しかし、少し考えてみた。そして思った。これまで問題が表沙汰になりにくい理由は知的障碍者の存在を疎ましく思っている人(障碍者同士であっても)が一定数存在するからではなかろうかと。それならばこの事象に納得がゆく。
ただ、少しでもリスクを減らすとするならば、知的障碍者福祉施設の職員は社会福祉士資格を最低ラインとし、職員の給料を年収600万以上に設定するべきだと思う。
意思疎通がうまく図れない他者の言動を受容し続けることがその人の人権を守ることになるというリスクとストレスの高い社会福祉事業であるのだから、社会的地位の向上と手厚い待遇を国が補償するべきではないだろうか。
また、山口県と言えば首相のお膝下である。首相は自身の故郷で起こったこの事実をどう捉え、どのように思っておられるのであろうか。それとも首相にとっては些細な出来事でしかないのであろうか。
誰かに頼らざるを得ない間は、隣人愛に期待するしかないのであるが、それが出来ていれば既にこの世から差別や暴力が無くなっているはずであろうから、福祉施設であろうとも人の手を離れない事業である内はこのような事件は無くならないのかもしれない。
隣人愛とは神様しか持ちえる事のできないない心なのだろうか・・・。
暴力と暴言が収められた映像を観て怒りにも似た不快感を覚えた。そして、加害者の男の動機が「いうことを聞かなかったから」であったと聞いて虚脱してしまった。
福祉施設の事業主は、訓練作業室に通う人たちがなぜ訓練作業室に通わねばならないのかを理解していない人をなぜ雇用したのだろうか。それは、低賃金でストレスフルな現場であるから、規定人員が埋まればだれでもよいという理由からであったのだろうか。ホスピタリティー色の濃い働きをビジネスにしてしまうと必ずこのような問題が起こってしまう。そして、このような事件の問題提起しようとすると尽きることはない。
しかし、少し考えてみた。そして思った。これまで問題が表沙汰になりにくい理由は知的障碍者の存在を疎ましく思っている人(障碍者同士であっても)が一定数存在するからではなかろうかと。それならばこの事象に納得がゆく。
ただ、少しでもリスクを減らすとするならば、知的障碍者福祉施設の職員は社会福祉士資格を最低ラインとし、職員の給料を年収600万以上に設定するべきだと思う。
意思疎通がうまく図れない他者の言動を受容し続けることがその人の人権を守ることになるというリスクとストレスの高い社会福祉事業であるのだから、社会的地位の向上と手厚い待遇を国が補償するべきではないだろうか。
また、山口県と言えば首相のお膝下である。首相は自身の故郷で起こったこの事実をどう捉え、どのように思っておられるのであろうか。それとも首相にとっては些細な出来事でしかないのであろうか。
誰かに頼らざるを得ない間は、隣人愛に期待するしかないのであるが、それが出来ていれば既にこの世から差別や暴力が無くなっているはずであろうから、福祉施設であろうとも人の手を離れない事業である内はこのような事件は無くならないのかもしれない。
隣人愛とは神様しか持ちえる事のできないない心なのだろうか・・・。