硝子戸の外へ。

優しい世界になるようにと、のんびり書き綴っています。

ワールドカップ2次予選のゆくえ。

2015-06-16 21:28:24 | 日記
始まったワールドカップの予選。以前にも述べたかもしれませんがダイジェストでも十分楽しめる程度のファンで、その上運動音痴なこともあり技術的、専門的なことはよくわからないのですが後半の試合を観て思ったことを少しばかり述べておこうと思います。

まず、シンガポールの選手が上手くなっている気がしました。でも何ら不思議なことではないのです。シンガポール共和国はイギリス連邦の加盟国であり、富裕世帯が世界で一番多い国であり、サッカーも人気の高いスポーツであるから良い選手が続々育つ環境なのです。

ですから、ディフェンスラインがきちんと機能していてキーパーの上手くて選手のモチベーションが最後まで高かったのも環境が大きく働いた結果ではないかと思う。シンガポールの選手を観ていて「マイアミの奇跡」の時の日本チームを思い出したほどです。

そしてハリルさんの采配。宇佐美さんは果敢に攻めていたけれど、あれほどガンガンいける人なら全体の運動力と集中力が切れ始める後半の30分位からピッチに入ったほうが点を入れられたのではと思う。

そして日本チームにロナウドさんやメッシさんのような天才フォワードがいれば大差で勝っていた試合でもあったのかなと思いました。

この後に続く相手も手強い。発展途上にあるカンボジアでは選手を育成する環境が整っていないので勝てるかもしれないけれど、内戦が続くシリア、アフガニスタンという両国はワールドカップどころではないかもしれないけれど、国の未来を思う選手達が背負っているモチベーションを考えると勝利するには難しいような気がするのです。