気が付くと、窓からわずかに入る光で、朝が来ていることが分かった。手を伸ばしベッドサイドの壁に据え付けてあるスイッチに手を伸ばし灯りをつけると、朝の6時を回っていた。テレビをつけるとズームインサタデーが始まっていて、東京は今日も快晴である事を知る。そういえば、東京である。汐留まで上野御徒町駅から地下鉄で40分弱でいけるはずである。観に行ってみようかと、一瞬思うも、眠気に負け再び目を閉じてしまう。次に目を覚ますと7時すぎであった。お腹もすいていたので、顔を洗い、服を着替えてホテルを出て、朝食をとることにした。
空を見上げると雲一つない快晴。少し肌寒いが気持ちのいい朝を迎えられた。通りは、昨夜のような賑わいはないが、荷物を搬入する業者さんや、職場へ向かうスーツ姿のビジネスマンが動き始めていた。朝食は無論「名代 富士そば」である。店に入るとビジネスマンが数人そばをすすっていた。朝限定のメニューを迷わず選択し、厨房にいる青年にチケットを渡し、美味しい水を飲みながら、蕎麦が出来るのをじっと待つ。ジャズもいいが静かに流れる演歌も心地よいものだ。今日も旨くて暖かい蕎麦と明太子入りのご飯を黙々と食し、幸福感に浸る。
店を出ると、早速昨晩に見つけた大徳寺へ向かうと、金属製の門は開かれ、階段の上から、御線香の香りとお経が聞こえてきた。階段を上りきると、早朝でもあるのに、ちらほらとお参りしている人の姿が見えた。
お堂に入り「南無阿弥陀仏」唱える。お坊さんが朝の務めをなさっているので、静かにお堂を出ると、左手にお稲荷さんなどの祠が見えたので、順番に拝んでゆくことにした。そして、最後に、凛とした立ち姿の銅像を見上げ、手を合わそうとすると、日蓮大聖人である事に気づく。これは失礼したと「南無妙法蓮華経」と唱えると、ビルの合間から日蓮大聖人を通して朝日が差し込んできた。これはまさに竜の口と、合掌。いい事があるのではないかとおみくじを引いてみるも小吉。余りいい事が掛かれていなかったので、早々に、おみくじを結ぶ場所に結んだ。
階段を降りると、ちらほらと開店の準備を進めている姿が見える商店街を抜け、ホテルに戻り、今日の予定を大まかに決める。スマートフォンに行きたい場所を入力すると、たちまちそのルートを示してくれる。何とも便利な世の中である。一昔前なら、ガイドブックか地図を見て、念入りにルートを下調べしていたが、今は今から出発すれば、どの時間の地下鉄に乗り、どの時間に乗り換えて、歩いて何分かかるまででてしまう始末であったが、時代に逆らって、意地を張り恩恵を受けないというのも、偏屈である。
ここは素直に喜んで、スマホを確認すると、乗り換えがいくつかあるが、確認しながら行けば大丈夫であろうと、荷物を纏め、チェックアウト。
上野御徒町駅から大江戸線で、飯田橋まで行き、東京メトロ有楽町線に乗り換え、東池袋で下車するというルートを確認しながらトレースしてゆくことにした。上野広小路交差点から地下鉄に潜ってゆき、案内板を見ながら改札へ向かう。日常にこのような行動がないので、たいへん戸惑うのであるが、大江戸線と東京メトロ銀座線を間違えぬように気をつけてようやく切符売り場にたどり着く。ホームに向かい、飯田橋方面に向かうかを再確認し、地下鉄が来るのを待っていると、すぐに来た。
交通の便の良さは本当に驚く。東京では自動車はいらないという話を聞いたが、確かにその通りだなと感心した。
地下鉄は空いていてすぐに座れ、快適な移動となった。様々な人がいろいろな目的をもって移動してゆく姿がなんとも不思議に写った。飯田橋からさらに地下に潜ってゆき、東京メトロに乗り換え、座席に座ると、となりの小学生の少年が、巧みにスマホを使い、LINEで連絡を取っていて、入力の速さに驚いていると、地下鉄が駅に入ろうとするとき、その少年は全ての送信を終え、そのスピードを維持しながらスマホの電源を落とし、扉が開くとさっと立ち上がり、下車していった。だらだらゲームをしていたのなら、何も驚かないのであるが、情報を処理するという作業を、大人以上にきちんとさばいてゆくのであるから、驚きを隠せないのである。きっと、こういう人たちが、未来を切り開いてゆくのではと思った。
東池袋駅で下車し、案内板を確認しつつ何回もエスカレータを乗り継いで上がってゆくと、綺麗な青空がみえたが、外に出ると、驚いたことに都電荒川線の工事が行われいる最中であった。
空を見上げると雲一つない快晴。少し肌寒いが気持ちのいい朝を迎えられた。通りは、昨夜のような賑わいはないが、荷物を搬入する業者さんや、職場へ向かうスーツ姿のビジネスマンが動き始めていた。朝食は無論「名代 富士そば」である。店に入るとビジネスマンが数人そばをすすっていた。朝限定のメニューを迷わず選択し、厨房にいる青年にチケットを渡し、美味しい水を飲みながら、蕎麦が出来るのをじっと待つ。ジャズもいいが静かに流れる演歌も心地よいものだ。今日も旨くて暖かい蕎麦と明太子入りのご飯を黙々と食し、幸福感に浸る。
店を出ると、早速昨晩に見つけた大徳寺へ向かうと、金属製の門は開かれ、階段の上から、御線香の香りとお経が聞こえてきた。階段を上りきると、早朝でもあるのに、ちらほらとお参りしている人の姿が見えた。
お堂に入り「南無阿弥陀仏」唱える。お坊さんが朝の務めをなさっているので、静かにお堂を出ると、左手にお稲荷さんなどの祠が見えたので、順番に拝んでゆくことにした。そして、最後に、凛とした立ち姿の銅像を見上げ、手を合わそうとすると、日蓮大聖人である事に気づく。これは失礼したと「南無妙法蓮華経」と唱えると、ビルの合間から日蓮大聖人を通して朝日が差し込んできた。これはまさに竜の口と、合掌。いい事があるのではないかとおみくじを引いてみるも小吉。余りいい事が掛かれていなかったので、早々に、おみくじを結ぶ場所に結んだ。
階段を降りると、ちらほらと開店の準備を進めている姿が見える商店街を抜け、ホテルに戻り、今日の予定を大まかに決める。スマートフォンに行きたい場所を入力すると、たちまちそのルートを示してくれる。何とも便利な世の中である。一昔前なら、ガイドブックか地図を見て、念入りにルートを下調べしていたが、今は今から出発すれば、どの時間の地下鉄に乗り、どの時間に乗り換えて、歩いて何分かかるまででてしまう始末であったが、時代に逆らって、意地を張り恩恵を受けないというのも、偏屈である。
ここは素直に喜んで、スマホを確認すると、乗り換えがいくつかあるが、確認しながら行けば大丈夫であろうと、荷物を纏め、チェックアウト。
上野御徒町駅から大江戸線で、飯田橋まで行き、東京メトロ有楽町線に乗り換え、東池袋で下車するというルートを確認しながらトレースしてゆくことにした。上野広小路交差点から地下鉄に潜ってゆき、案内板を見ながら改札へ向かう。日常にこのような行動がないので、たいへん戸惑うのであるが、大江戸線と東京メトロ銀座線を間違えぬように気をつけてようやく切符売り場にたどり着く。ホームに向かい、飯田橋方面に向かうかを再確認し、地下鉄が来るのを待っていると、すぐに来た。
交通の便の良さは本当に驚く。東京では自動車はいらないという話を聞いたが、確かにその通りだなと感心した。
地下鉄は空いていてすぐに座れ、快適な移動となった。様々な人がいろいろな目的をもって移動してゆく姿がなんとも不思議に写った。飯田橋からさらに地下に潜ってゆき、東京メトロに乗り換え、座席に座ると、となりの小学生の少年が、巧みにスマホを使い、LINEで連絡を取っていて、入力の速さに驚いていると、地下鉄が駅に入ろうとするとき、その少年は全ての送信を終え、そのスピードを維持しながらスマホの電源を落とし、扉が開くとさっと立ち上がり、下車していった。だらだらゲームをしていたのなら、何も驚かないのであるが、情報を処理するという作業を、大人以上にきちんとさばいてゆくのであるから、驚きを隠せないのである。きっと、こういう人たちが、未来を切り開いてゆくのではと思った。
東池袋駅で下車し、案内板を確認しつつ何回もエスカレータを乗り継いで上がってゆくと、綺麗な青空がみえたが、外に出ると、驚いたことに都電荒川線の工事が行われいる最中であった。