今日一日だけ生きてみよう

卯月タラの日々のつぶやき

単行本『今日一日だけ生きてみよう』の紹介です。

2008-07-01 19:38:21 | タラの日記

熱は37.1度まで下がりました。明日は天丼屋さんのバイトに行きます。

ミイのカバンは、夕方になって届きました。おまけに小さなミイのフィギュアがついてきて、とても可愛くて幸せ…。
カバンは今度、雨の日に使おうっと。うれしいな。

昨日の訪問者さんは71人でした。どんなかたがいらしてくださってるんだろう…。私のブログを気に入ってくださってるなら、とてもうれしいです。感謝です。

ご存じないかたもいらっしゃるかと思いますが、私、卯月タラは、このブログと同じタイトルの本を、雲母(きらら)書房さんという版元から出版しています。もう数年前ですが。
日々感じたことを綴ったエッセイになっています。ご興味を持たれたかた、図書館でお借りになるか、書店さんまたは直接、雲母書房さんにご注文くだされば幸いです。
よろしくお願いいたします。
雲母書房さんのご連絡先:03-5331-3343

…今日はちょっと宣伝させていただいちゃいました。
ちなみに、本の帯は、社会評論家の芹沢俊介さんが書いてくださっています。
芹沢さんは本当に鋭い視点と穏やかで優しい性格を併せ持つ、素晴らしいかたで、芹沢さんに帯を書いていただけたことは私の誇りです。
解説を書いてくださった高岡健さんという精神科の先生も、数々の著作を持つ著名なかたで、もう卯月はどうしようっていう感じです。
帯と解説だけでもこの本の価値はある!ってか。

私がもの書きになりたいと思い始めた頃は、まだエッセイという分野が確立されていなくて、小説家のかたの書かれた随想のようなものはありましたが、エッセイだけ書いている、今でいう「エッセイスト」というかたは、まだいなかったか、いらっしゃったとしても一般に知られてはいなかったと思います。

そんな頃出あったのが、『mc Sister』という雑誌(Sが大文字だったかどうかははっきり覚えていません、違ってたらごめんなさい)に連載されていた、吉見佑子さんのエッセイでした。
こういう文章を書く人になりたい、と強く思いました。もう30年以上前のことです。
どうやったら、こういう、いわゆる「随想」のようなものを書くことを生業とできるのか? 
周りの大人に聞いてもわかりませんでした。
なんとなく辿り着いた答えは、「小説を書いて、『もの書き』の地位を得てから好きなことを書いていけばいいのかな?」ということでした。
私は何年か、今で言う「ファンタジー」のようなフィクションを書いて過ごし、同人誌もいくつか経験しました。でも、どこかで「これじゃない」と思っていたように思います。

息子が不登校になって、自分の具合が悪くなって、創作どころじゃなくなり、しばらく日記と手紙以外書かなくなっていた私が、不登校の親の会と出あったのは、ある意味「運命」と言えると思います。
そこの世話人さんに勧められるままに書き続けた会報の文章が、私の処女作として後に出版されることになったのですから。
会報に原稿を書けば書くほどに、「私が書きたかったのはこれだったんだ」という気持ちになっていき、どんどん書きたいことが湧いてくるようになりました。

まだまだ「エッセイスト」とは言えないけど、「エッセイストの卵」ぐらいにはなれたでしょうか。
これからも、日々、いろんなことを書いていきたいと思います。
お付き合いよろしくお願いいたします。
ではまたね、おやすみなさい。

 

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つまんない(- -)

2008-07-01 13:52:12 | タラの日記
昨日の朝に発送してくれたミィのカバンが、まだ来ない。いつもポストに入らない郵便物は午前中に来るのに。
もう今日は来ないのかなあ。つまんない。

風邪が治ってきたら、なんだか退屈。早く仕事に行きたいような、嫌なような。
このままずっと引き篭っていたい気持ちもある。
バタバタ暮らすのに疲れた。
でもこうしてパソコンの前でずっとゴロゴロしてる訳にもいかないし。外に出たい気持ちもある。

今朝、年下の女友達が、「死んじゃいそうに寂しい」と泣きながら電話してきた。
死んじゃダメだよ、一人じゃないんだからね、いつでも心配してる、応援してるよ、と言った。そう言ってあげるぐらいしか、私にはできなかった。

昔、深い深い井戸の底に一人落ちてしまったような寂しさに襲われることがよくあった。
寂しくて寂しくて、部屋の窓から飛び降りて死んでしまいそうだった。
だから、彼女の底知れない寂しさが、わかる気がする。
でも、どうしてあげることもできない。
ただ、井戸の上から中をのぞいて、彼女が力尽きて諦めてしまわないように、「ここにいる、待っているよ」と声をかけ続けるしかないのだろう。
自力ではい上がれる力を、誰もが持っている。
でも、自分に力があることを信じられなくなる時ってあるよね。
そういう時のために、友達がいるのだと思う。

生きていこう、一緒に。いつもそばにいるよ。
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