今日一日だけ生きてみよう

卯月タラの日々のつぶやき

「ねこの森には帰れない」

2008-07-16 17:42:01 | タラの日記
こんにちは、卯月です。
今日は天丼屋さんの仕事が早かったので早く終わって、2時半ごろには家に帰っていました。
朝10時からの日と11時からの日があるのですが、10時からの日は開店前のお掃除があるのでツラいです。いや、私が掃除嫌いなせいではなく(掃除嫌いではあるのですが)、慣れないせいと、のんびりした性格のせいで、精一杯がんばっても開店までにやるべきことが全部終わらない、間に合わないのです。それでよく先輩に叱られているのですが、叱られても、遊んでいるわけではないので、頑張っても終わらない。
この前別の先輩にその話をしたら、「私も動作が遅いほうだから、やっぱり間に合わなくて、ほんとは9時51分から入るところを9時半ぐらいに来て、掃除を始めちゃって、タイムカードだけ9時51分に押してた。ほんとはいけないのかもしれないから勧められないけど、実際開店までに間に合わないと困るんだもん、しょうがないよね」と言っていました。
やっぱり11時までに掃除を終わらせるには、早く始めるしかないか。
今日は9時半に行って着替えてすぐから掃除を始めて、なんとか間に合わせました。

開店してから、また別の先輩に「掃除が間に合わないんです」という話をしたら、「みんな最初はそうなのよ。卯月さんだけが遅いわけじゃなくて、誰でも慣れないうちは時間がかかるのよ。Kさん(いつも私を叱ってる先輩)だって、初めは時間内に終わらなくて、私が『早く早く』って言ってたのよ。大丈夫、慣れればできるようになるわよ」と言ってくれました。ちょっとホッとしました。

仕事を終えて、郵便局から大切な人へのお誕生日のカードを発送して、家に帰ると、先日ネットで娘が注文してくれた、谷山浩子の「ねこの森には帰れない」のCDが届いていました。
これは姉のものなのですが、コピーとっていいよと言われていたので、早速娘にコピーとってもらって、今聴いています。懐かしいです。

懐かしいってこういう感覚なんだな、ということをここ2~3年であらためて実感するようになった気がします。
若かった頃の「懐かしい」は、もっと軽いものでした。ちょっとセンチになる、そんな感じ。
今の「懐かしい」は、タイムスリップして、今の自分でありながら過去の自分に出会い、過去の自分を取り巻く空気の中にぐうっと引き戻される、もっと深く重いものになっています。ちょっとこわいような。

今、「ねこの森~」を聴きながら、私は、拗ねていて人の中に溶けこめなかった昔の自分、人間なんて信じてもいいことなんて何もないと思い、友達なんていらないと、一人、文学や音楽の世界にだけ心を許していた自分を思い出し(というより「発見し」という感覚が近いかも)、いじらしくいとおしく思っています。
自分を好きと思ったことがなかったけれど、昔の自分はせめて私が愛していてやりたい。
一人じゃないよ。私が見ている。
自分にそう言ってやりたい気持ちになっています。

「ねこの森~」の中で好きなのは、やっぱり表題作と、「朝の扉をひらく時」、「お早うございますの帽子屋さん」、「山猫おことわり」かな。
機会がありましたら、聴いてみてください。独特の世界がそこにあります。

今日はおやつにパイナップルのゼリーを食べました。ナタデココ入り。ウマかった。
夕ご飯は冷やし中華です。お昼がまかないの天丼だったからね。

ではまたね、また明日、お会いできますように。
暑いですのでどうぞお身体をいたわってお過ごしくださいね。
コメント (4)
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