タラと鰻、そしてエビフライ。

こんばんは、卯月です。
今日のゴハンは「ひつまぶし」。え、「ひまつぶし」じゃないよ、よく見てね。
朝起きたらすごーくしんどくて、何もできず、ひたすらだるかったので、「これは暑気中りだ、きっと。今日は鰻を食べよう！」（いや、ほんとの暑気中りだったら何も食べたくないと思うんだけど…）と思い、さんざんゴロゴロしてからようやく買い物に行ったら、予想以上に鰻がバカ高くて、うな丼からひつまぶしに変更となったわけなのでした。

小さい頃、鰻が食べられない時期が長かったです。
実家の両親が鰻好きで、家族でよく食べていたのですが、ある時、母に手を引かれて行った魚屋さんに、生きてる鰻がオニのようにうじゃうじゃいたのです。足がすくんでいる私に、母が「ほーらタラちゃん、これが鰻よ」と言ったので私は卒倒しそうになりました。
え、だってこれヘビじゃん！　鰻ってヘビだったんだ！　今まで私はそうとは知らずに、ヘビを食べていたのか！
おえ。
…というわけで。
今でもその魚屋さんの中の様子、鰻の様子が目に浮かぶぐらいですから、よほどショックだったのでしょう。
のちに鰻とヘビは別物とわかり、心底納得するまでの数年間、私はタレのかかったゴハンだけを食べていたのでした。ああ、もったいない。

今はわりと鰻が好きだなあ。
鰻とお寿司が好きなところは父に似てる。揚げ物が好きなところは母かなあ。
子どもの頃は生ものは食べられなかったし、揚げ物が特に好きというわけでもなかったんだけど、歳とともに好みが親に似てくるから不思議。
あ、でもエビフライだけは特別、子どもの頃から大好きで、今でも大好き。死んだらお棺に入れてね、と言っています。カトキチのでいいからね、高温で焼かれるだろうから凍ったまま入れていいからね、とか。
だから、みなさんも、私が死んだらカトキチのエビフライをお供えしてくださいませ。お花は要らないから。

くだらん話をしてしまいました。
出かけてた娘が、「アニメイト」で、「ケロロ軍曹」の焼きそばを買ってきてくれたから、夜食はそれだゼ！（いや、ゼッタイ暑気中りじゃありません。）

ではまたね。
明日もぜひ、遊びにいらしてください。