こんばんは、卯月です。
昨夜はものすごーく眠くて、大好きな「正義の味方」も見られなかったし、ブログも後半は何を書いたのか、パソコンをいつ閉じたのかも覚えていません。ものすごい睡魔でした。気づいたら夜中の1時半ぐらいで、それからしぶしぶ歯磨きをしてフトンに入りました。
でも、ブログに何を書いたのかわからなくてさっき見るまで不安だったんだけど、だからと言って、睡魔に襲われたから松山さんをほめたわけじゃなく、松山さんはほんとにスゴかったです。
今日は、すごい雨の中、薬局の仕事に行く途中、ランダム再生のipodから、福山雅治さんの「Squall」が流れてきて、まさしくスコールのような雨だったんで不思議な偶然だなあと思いつつ、何度も巻き戻しを繰り返して聴きながら行って、帰りも聴きながら帰ってきました。
何年も前、「Squall」の福山さんバージョンを初めてCD屋さんで聴いた時、ぞくっと震えが来ました。
私にとっては福山さんはずっと「ひとつ屋根の下」の「ちい兄ちゃん」で、役者さんとしては嫌いじゃなかったけど、ミュージシャンとしてはどうもしっくり来なくて、あんまり好きじゃありませんでした。
「Squall」という歌は知っていたけど、福山さんの作った歌だとは知らなかったし、ましてや彼が歌っているということも全然知らなかったある日、偶然、CD屋さんで流れていた、彼の歌う「Squall」を聴いたのでした。
「わたし 恋をしている」と歌う彼の声に、鳥肌が立ちました。シンプルなアレンジもとてもよくて、私は一緒にいた子どもに「これ、誰が歌ってるの?」と聞きました。
福山さんだと知って、私はびっくりして、彼の音楽の才能をわかっていなかったことを思い知りました。カッコいい役者さんが、片手間に音楽をやっているんだと思っていたことを、ほんとに申し訳なく思いました。
今でも、この歌を聴くと鳥肌が立つのは変わりません。
感動、と言ってしまえば簡単ですが、なんだかそんな薄っぺらな言葉では言い表せない気がします。
「わたし 恋をしている」という短いフレーズの中に、人を想う気持ちの切なさのすべてが凝縮されている気がして、私の心は揺さぶられるのです。
音楽ってすごいね。こんなに短い言葉で、音で、人に震えるほどの影響力をくれる。
昔、もう20年ぐらいも前かな、私、ユーミンになりたかった。音楽じゃなく、ユーミンを文学でやりたいと思った。文学界のユーミンになれたらいいなあって。
今の私じゃとてもユーミン様にはなれないけど、私はやっぱり文章を書くしかできないから、ただ一生懸命自分の感性を磨いて、一所懸命表現していこうと思う。
いつか、誰かをぞくっとさせられるかな。死ぬまでに一度でいい、一人でもいい、私の書いたものに感動をおぼえてくれる人がいたら幸せだなあ。私の夢です。
今日はたまたまipodから流れてきてくれた「Squall」で、震えるほどの感動を思い出しました。うれしかった。
明日は子どもたちとカラオケに行きます。何を歌おうかな。
ではまた明日ね。
おやすみなさい。