ようこそ、卯月です。
カウンセリングから帰ってきて、さっきまで眠っていました。ホッとしたり疲れたり。
カウンセリングに向かうバスの中で、知らないおじいさんが唄を唄っていた。っていうか、詩吟みたいなの。
それがそれほどうるさかったのかというと、どうかなと思うのだけど、私はそういう、公共の場所で我が物顔に振る舞って、無自覚に他人の領域をおかす行為がとても嫌いなので、おじいさんに向かって「静かにしてください」と言った。
2度、声を大きくして言ったけど、無視された。
周りの人は「そのぐらいいいじゃないの、相手はおじいさんなんだし」という目で私を見た。
私はたまらなく不愉快になって、もしここでナイフを突きつけて「黙るか降りるかどっちかにしろよ」と言ったら黙るかな、とふと思った。
私はいつもバッグの中にナイフを持って歩いているので。
でも、それってまるで弱いものいじめの図じゃないか、それは私の思う正義とは違うと思って、こらえた。
とても嫌な気持ちだった。
カウンセリングでその話をすると、言葉で注意できたのはよかったけど、ナイフを出そうとしたことについては、「それは自分を傷つける危うい行為」として、「まだ自分を守るという力が足りないのかな」と言われた。疲れたでしょう、と言ってくださった。
わかってる。「まあいいじゃない」という考え方をしていかないと、世の中でやっていくのは大変ってこと。自分が大人げないってこと。でも、どうしても我慢できないときがある。
姉のことを考えると苦しくなる、姉には何でもしてあげたいと思う、どうしてこんなに姉のことが好きなんだろう、きょうだいってみんなそういうもの?と聞いたら、「いや、普通のきょうだいより関係が濃いと思う。お姉さんに憧れていたということだから、多分、こうなりたいと思い相手を取り入れようとするあまり、相手と自分とがごちゃごちゃになってしまったのではないかな」と言われた。
「私はどうして自分を一番に考えられないんだと思う?」と聞いたら、先生は「いじめられたからでしょう。多分、小さい頃に、自分を一番に考えて行動するといじめられたり叱られたりしたんでしょう」と言いました。
そう、私は自分の意思を持つことを許されていなかった、とあらためて思った。でも、それがこんな歳になっても、まだ私を苦しめるなんて。
帰って娘に、バスの中のおじいさんの話をした。注意した私のほうが、周りには冷たく見られた、と言うと、娘は「それはそのおじいさんがよくないよ。おじいさんだから何でも許されるわけじゃないよ」と言ってくれた。
娘はいつも味方でいてくれる、とホッとした。
頓服を4ミリから2ミリにしてもらったんだけど、結局2錠飲んじゃったので、眠っちゃった。でも、休みたかったからいいや。
明日は友達と会う。とっても楽しみにしてる。
うふふ。
仕事のことは考えないことにしよう。とりあえず今日と明日は。
今日の夕ご飯はつけ麺でした。
じゃあまたね、おやすみなさい。