今日から仕事始め、正月気分が抜けないまま勤務。一日が非常に長く感じた日でありましたが、帰りの星空を見て疲れが飛んでしまったようです。
昨日、黒部・三島神社へ行った時見かけた【タラヨウ】について記載します。
サット見た処、2本見かけましたが、丹念に境内を廻ればまだあるかもしれません。まずはタラヨウから新年の挨拶です。
(一枚失敬しました。ご免なさい)
タラヨウは、雌雄別株で、葉は厚く縁には鋭い棘があります。名前の由来は、インドで葉に経文を書く多羅樹にたとえて多羅葉と名付けられています。
今回、タラヨウに注目したのは、写真のような実を初めて拝見出来た事です。
勿論花も見ていません。昔、樹脂からトリモチをとったそうです。
番外ですが、神社入口前に市指定天然記念物【三島の大ケヤキ】が立っています。
樹齢約300年、幹周り5.15m、樹高25mという大木です。
タラヨウは、神社・仏閣で良く見かけます。
以前の話ですが、我家の本寺にお参りに行った時、本寺にもタラヨウが植えてありました。
住職は、この樹を知らず、「字が書ける樹があるから見て下さい」と言うことで案内されましたが、この樹がタラヨウだと説明してあげました。
いつも住職より、説教?されていますので、この時ばかりは、ナチュラリストで勉強させていただいているせいか説明し、気分よく家に帰りました。
タラヨウは、いつの昔か分かりませんが、恋文に使われたらしいし、郵便でも送られると聞いていますので、送られるお方は、郵便会社に確認して下さいね。
【タラヨウ】・・・ロマンチックな樹と遊んだ一日でした。
=herai=