草木と花の彩景

【立山の麓から】のガーデンフラワー紹介および自然とのふれあいによる山野草・樹木・風景等を綴っています。

医王山からの風景

2008-01-08 01:16:15 | 登山・自然散策
 5日に、ナチュラリスト先輩の方々が、今年の初滑りと自然観察の兼ねイオックス・アローザースキー場上部より医王山へ歩くスキーツアーにいって来られました。
行けなかった私に写真を送って頂きましたが、その中の一枚を載せます。
この写真、医王山への途中で撮っていますが、この風景、北陸そして富山(砺波平野)の特徴を現しています。鉛色のどんよりした空・平野に拡がるカイニュウの民家です。カイニュウとは、家の周りに植える樹木(主に杉)で、屋敷林が一般的な名前でないでしょうか。
 

カシミールの地図を使わさせて頂きました。
なお医王山は、富山と石川の県境に位置します。
 

カイニュウ(屋敷林)は、我家周辺でも見られますが、世話が大変・病害虫による涸等によってその数が減ってきています。
該当の市では、保存に躍起となり補助金を出しているそうですが、生活は変化して来ている以上、この流れは止まらないと思います。
こういうカイニュウの風景がなくなるのも寂しいものですね。 我家では・・・・。
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今、見られる花々

2008-01-07 00:26:25 | わが家のガーデンフラワー
今日風邪気味で外出を控えて、今【立山の麓から】で見れる花を撮りアップします。小寒に入りましたが、3月下旬の天気とか。冬の花は、しっかり咲いていて、積もった雪の白に映えていました
   

   

   

   
載せた花々は、室内の花もありますが、どこにでも見かける一般的な花ですね。
年末年始に降った水分の多い雪は、落葉樹の枝を中心に折れていました。落葉樹ということで雪囲いを手抜きした罰かな。
同じ積雪1mと言っても、北海道や長野と重さが違います。重たい雪の除雪、あまり降って欲しくないです。 herai  

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春の七草を愛でる

2008-01-06 00:53:46 | 登山・自然散策
『せりなずな 御形はこべら 仏の座 すずなすずしろこれぞ七草』
1月7日に、無病息災を祈って春の7種類の菜を、あつもの(吸物、汁)、お粥にする風習がある。
風習にこだわるわけでもないが、我家ではお粥を食べるようにしている。
昨年から、富山県自然博物園 ねいの里で7草をパックにし頒布しているものを買っている。今日、風邪を引き熱がありながらも、ねいの里に出かけた。

【富山県自然博物園 ねいの里】・・・ナチュラリストの研修の場所でもあり、自然観察会も開いている。


七草を鉢植えにして展示してあります。


7草に入ったパック・・・200円 


7草の話が出てきますと、もうお正月気分でないですね。
6日は小寒、寒さが本格的な季節に入りますが、7日にお粥を食べ来るべき寒さに向かって行きたいと思います。
=herai=
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【タラヨウ】から新年の挨拶!。

2008-01-05 01:17:03 | ナチュラリスト活動

 今日から仕事始め、正月気分が抜けないまま勤務。一日が非常に長く感じた日でありましたが、帰りの星空を見て疲れが飛んでしまったようです。

昨日、黒部・三島神社へ行った時見かけた【タラヨウ】について記載します。
サット見た処、2本見かけましたが、丹念に境内を廻ればまだあるかもしれません。まずはタラヨウから新年の挨拶です。
(一枚失敬しました。ご免なさい)


タラヨウは、雌雄別株で、葉は厚く縁には鋭い棘があります。名前の由来は、インドで葉に経文を書く多羅樹にたとえて多羅葉と名付けられています。


今回、タラヨウに注目したのは、写真のような実を初めて拝見出来た事です。
勿論花も見ていません。昔、樹脂からトリモチをとったそうです。


番外ですが、神社入口前に市指定天然記念物【三島の大ケヤキ】が立っています。
樹齢約300年、幹周り5.15m、樹高25mという大木です。


タラヨウは、神社・仏閣で良く見かけます。
以前の話ですが、我家の本寺にお参りに行った時、本寺にもタラヨウが植えてありました。
住職は、この樹を知らず、「字が書ける樹があるから見て下さい」と言うことで案内されましたが、この樹がタラヨウだと説明してあげました。
いつも住職より、説教?されていますので、この時ばかりは、ナチュラリストで勉強させていただいているせいか説明し、気分よく家に帰りました。

タラヨウは、いつの昔か分かりませんが、恋文に使われたらしいし、郵便でも送られると聞いていますので、送られるお方は、郵便会社に確認して下さいね。
【タラヨウ】・・・ロマンチックな樹と遊んだ一日でした。
=herai=

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コブクザクラと身近な野鳥観察

2008-01-04 00:22:38 | ナチュラリスト活動
 今日午後になり、家の事柄からやっと開放され家の周りを観察、たまたま来ていた野鳥を撮りました。三脚も使わずただ撮ったでだけなのでいつもの通り?の写真です。野鳥のために柿は、残しておかなければなりませんね。
【メジロ】

【スズメ】

【ムクドリ】だと思いますが。

その後、最近知合いになりました入善、Y・Hさんから聞きました黒部の三島神社に生えている【コブクザクラ】を見に出かけました。初詣の人たちは多く来ていたけど、見る人はほとんどいない。ジュウガツザクラとシナミザクラとの雑種だそうで,秋から冬と春の年二回咲くそうです。


『コブクザクラとは,一つの花から実が二つ以上できる子宝に恵まれるサクラだからということだそうですが,確かに雌しべが二つ以上あるようなので,実も複数できるのでしょう。』・・・web参照いたしました。
このあたり、しっかり見てこなくて残念。 写真で見る限りなんとなくそんな感じがします。


薄いピンク色の花もあります。

もう少し事前に知識を得てから行けば良かったなと思ますが、機会があれば再訪、又春の開花時期にも観察したい。
このサクラ、あまり見かけない珍しい種類のサクラでないでしょうか。これから見頃になると思いますので、コシノフユザクラと併せ観察に出かけるのも冬の運動になりますよ。
=herai=
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鼠年の初詣

2008-01-02 23:27:44 | カテゴリーなし
 いつも初詣は、地元の雄山神社からで芦峅の雄山神社にも詣します。
地元の雄山神社は、延喜式・旧国幣小社であり、祭神は【イザナギノオオカミ】【アマノタヂカラオオカミ】であります。
本殿は国指定重要文化財である。

今年は鼠年で鼠の名前がつく【ネズミモチ】・・境内に生えていました。

縁起物土器の鼠さんを買いました。・・運が開けるといいな!。

番外ですが、境内に生えていて赤が目立つ【シロダモ】・・雌雄別株であり、葉の裏が白いからシロダモと言われている。別名シロタブ。

ここの雄山神社から、雄山山頂にある雄山神社峰本社を仰ぎ見る事が出来るので前立社檀とも言われている。旧立山道の33石仏の出発の1番目もここの神社であり、私にとって一年のスタートは、ここが理想だと思っています。
なをこの神社も、観光ボラティアガイドのガイド場所のひとつですが、幸か不幸か私は、一度もここで立っていない。
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大雪とメデタイ想い。

2008-01-01 23:56:51 | わが家のガーデンフラワー
新年明けましておめでとうございます。
本年も【立山の麓から】を宜しくお願いします。

大晦日からの寒波で大雪となり、暖冬に慣れた?せいか大晦日・大雪の除雪とかで
ドタバタの急がしさになってしまいました。鉢物の植物も倉庫2Fや家の中への引越しは、なんと元旦の日に行なっています。

前庭の樹木達・・一遍に冬将軍に入りました。


飾りの生け花


芽が出てきた【福寿草】・・私の部屋の中に入れ観察?中です。


イラストの【鯛】


今日は元旦、メデタイと言う事で駄洒落になりますが、『福寿草と鯛』を取上げてみました。福寿草は丁度芽が出てきたので、メダシになりました。まだ開花には早いが、咲きますとアップします。
ちなみに富山県での福寿草自生地は、砺波地方の山地で県の天然記念物になっています。富山では希少植物であり、大事に保護して欲しいですね。
=herai=



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