先週は連日晴天に恵まれましたが、気温が上がらず寒い日が続きました。そんな中、15日早朝にお隣のお婆さん(94歳)がお亡くなりになりました。この家は私の家の「本家」で、江戸時代の中期、私の7代前の先祖がこの家の分家として独立したことが分かっています。現在は“親戚付き合い”をしていませんが、同じ「講組」の同じ班の一員として16日の通夜、17日の葬儀で「受付」を担当しました。一方で、いよいよ「白山社平成大修理」の奉賛金募金活動も始まり、主だった家に協力依頼に出かけたりして忙しい日々でした。
そんな中でも、庭仕事はボチボチ進めています。
剪定を終えた我が家の柿(富有)の木です。しかし、最近、剪定を終えた師匠の柿畑を見て衝撃を受けました。残された枝数が私の柿の木の半分以下だからです。私も近日中に再度剪定をするつもりです。
2本目の柿の剪定に入る前に、その木の下の整理をしました。手抜きをして放ってあったソテツが葉を伸ばし、脚立も立たないほどになっていたからです。ソテツの葉には棘があります。注意して作業をしましたが5~6回はチクリとやられました。(昔、漬けもの用に使っていた甕は、アート・オブジェのつもりです。如何ですか?)
右側が今日剪定を終わった「ソルダム」、左側がまだ剪定が終わっていない「大石早生」(いずれもプラム)です。こうして見ると、どちらもまだ剪定が終わっていないように見えますが、終わった方は約30%の枝を切り落としています。プラムの方は、2~3年前から「フクロミ病」との戦いが始まっています。果樹の剪定はあとプラムが3本、キイウイが2本と柿が1本です。
もう一つ、仕事を残しています。近くの集落にあるお社(やしろ)の石垣に、家紋のようなものを彫り込んだ石がはめ込まれているのですが、その意味が今では誰も分からなくなっているので、その意味の調査・研究・解明の仕事です。師匠と共同調査のかたちになっていますが、私は主として文献調査を担当していて、明治時代の「神社政策」(これが二転三転して各村のお宮さまを混迷の淵に投げ込んでいます)を調べています。
今、読んでいる本が岩波新書(黄色版)の『神々の明治維新』。これが面白いのですが、なかなか読み終わりません。鶴舞図書館でその他の資料も集めて来ましたが、整理できていません。頑張らなければ……。