かわずの呟き

ヒキガエルになるかアマガエルなるか、それは定かでないが、日々思いついたことを、書きつけてみようと思う

「地球の履歴書」大河内直彦著(新潮選書)に夢中になっています。

2017-11-08 | 気ままなる日々の記録

  この本の腰まきに罹れたきゃつちコピーには「かってこれほど美しい言葉で「地球史」を語った本があっただろうか」とあります。

京都市生まれ。東京大学大学院ご卒業、京都大学や北海道大学、米国ウッズルホール海洋研究所等を経て現在海洋開発研究機構生物地球化学研究分野分野長。

 大河のように流れる隕石の流れの中で、幾つかの偶然が重なり地球や月が誕生し、偶然の重なりによって一方には水が沢山生まれ、他方には水は岩石の中に閉じ込められたままという状況が生まれました。

 生命の誕生に水が必要なことはご存じのとおり。かくして広大な宇宙に生命を乗せた地球が生まれたと云う訳、

 現在通読が終わった所で、論理の展開を思い出し、疑問が生じた所を読み返しているところです。

 熟読が終わったら再度この本を取り上げたいと思っています。やはり興味を抱くのは生命の誕生物語でしょう。

 筆者が高校時代に習った「進化論」は今読んでいる本の扱っている時代と比べれば扱う時代のスケールが天と地ほど違います。

 ダーウインの進化論も地球の歴史から見ればほんの最近のこととなります。(T)

    

                                                           タンポポの綿毛

 


我が国の憲法は改正しなくてよいか?

2017-11-08 | 気ままなる日々の記録

  北朝鮮のロケット実験が盛んで、我が国の上空をわが物顔でとんでいる。

 どうやら、グアムの米軍基地が標的のようだが、もうこうなれば、北海道から九州まで我が国はどこでも攻撃を受ける可能性がある。

  憲法の考え方でゆくと、ここで、我が国はどうすればいいのだろう。北朝鮮と外交交渉を重ね、北朝鮮が「米国に基地を貸すな」と云ったら米国に出て行ってもらって、自衛隊に頑張ってもらうつもりか?

 第一「自衛隊は違憲」という運動もあった。我が国の左翼運動は誠にオソマツな議論を展開している。

 此処まで書いて思い出したが、日本海側の漁村で突然姿を消した日本人が多くなり「北朝鮮による拉致ではないかという、観測がでたとき、社会党左派の委員長だった土井孝子氏が「社会主義の国がそんなことをするはずがない」と云い出し警察当局もその見解をとりさげたことがある。国際性が我が国の左派かかると宗教のようになり、歴史から何を学んだかよく分からないようになってしまいます。

 その点、ヨーロッパの国々は戦争を繰り返し、利害対立をどう調整するかに長(た)けている。トランプ大統領の訪日に関して「奥さんやお嬢さんを連れてきて一食三万円もする料理を食べさせて貰って、いい家族旅行をしているよね、日本のお金で」という意見を聞いて、筆者は愕然とした。この意見を云ったのは我が国の若い女性で、多分、ヨーロッパ諸国では聞かれない国民の声だろうと思った。島国日本、外交音痴日本万歳!!である。

久しぶりの更新にしては、お座なりな拙講で失礼しました。(T)

   

                                                            散歩道で。