筆者は1936年生まれだが、「右脳視床下部内出血による左半身不随」という病に侵され救急車に載せられ市内の病院に運ばれたが、やがてその病院の紹介により「住宅型有料老人ホームに転院を勧められ此処へ移ってきた。その時の理由は、ここのほうが、リハビリが充実しているから、というもので、あった。
確かにここは、月・水・金とリハビリがあり、20歳台後半の女性理学療法士が40分間運動機能回復訓練をしてくれる。彼女たちは真面目で教科書通りと云うか、いかにもにも訓練らしく、辛くて面白くもないことを、もう一回もう一回とやらせてくれます。僕はもう嫌になりもっと楽しいリハビリを考えてくれ、と云っても聞く耳を持っていない。僕は「オリンピックの選手になるつもりはないよ」とか、「もう日本人男性の平均寿命を生きたから決して長生きを望んでいないよ」というのだけれど、なかなか理解してくれない。
一切をお断りしてこの施設から追い出されても困るから泣く泣く緊要なリハビリをやっている。日本人特有の「生悪拙」がここでもかおをだしているようだ。折角の介護保険もここでは患者の人生観を無視して運用されているようだ。
繰り言はこのくらいにして、心を入れ替え、2階へ行って自主トレをしてくることもある。この施設でリハビリに励む患者さんとも顔なじみになり僕が自主的にリハビリに行くと「明日は晴天にしたいから、自主トレは止めてくれ。」と声を掛けてくれる人も増えた。こんなとき僕は笑って、「悪かった。悪かった。」と謝り。すぐにリハビリを止めている。
大きくなった梅の実。
動かそうとすると酷い痛みがでるのです。医者に聴くと 加齢により足の指は動かさないと動かなくなるのだ というのです。 自分で足の指を動かすトレーニングをやってください といわれました。そこで入浴したとき 足の指をあたためながら足の指を動かすトレーニングを常に行うよう
心がけてやっています。足の指を反るように曲げたり物をつかむように曲げたり 一本 一本指の
トレーニングです。寒さのせいで冷たく硬くなった足の指を曲げるのですが とても痛いのです。
それを入浴のたびにやっています。この頃少し
指の筋肉がもどったのかいくらか痛みが少なく
なってきたようです。