かわずの呟き

ヒキガエルになるかアマガエルなるか、それは定かでないが、日々思いついたことを、書きつけてみようと思う

東京へ行って来ました。

2012-03-14 | 気ままなる日々の記録

 3月10日~11日にかけて東京へ行って来ました。幼稚園年少組の孫娘の“学習発表会”を観るための「お出かけ」です。朝早く出かければ開始時間に間に合いますが、早朝からのお出かけは寒いし疲れるからという理由で、最近は前泊です。メトロ東西線の東陽町駅近くのホテル「イースト21」が常宿(じょうやど)で、ネットで予約します。

      

 午前10時ごろゆったりと家を出て、新幹線の中でお弁当を食べ少しまどろむともう東京です。若いころは東京へ着くと何故かワクワクして“さあ、東京だ!”と膝を打って立ちあがったものですが、今はそうした高揚感はありません。いつもチェック・インまでの3~4時間をどこかに寄って過ごします。今回は「ゆりかもめ」に乗ってお台場海浜公園を散策することにしました。上の写真は「ゆりかもめ」から見た銀座・汐留方面の風景です。遠くにスカイツリーも見えます。

 東日本大震災の性でしょうか、このビル群を見ても今までのような昂奮を覚えない自分を発見しました。特に汐留あたりに林立する高級マンション。20階、30階に住居を構え、一人の行き来に高速エレベーターを使い、水をそこまで押し上げて風呂を沸かし、排水を流し、生ゴミも粗大ゴミも瓶も缶も雑誌も新聞もそんな上から捨てる、そんなことをしていて本当にいいのだろうか、と思ってしまいます。

 「ホテル 日航 東京」は大変混んでいました。結婚式を終えて記念撮影をしているカップルや喫茶コーナーで一休みしようと空席待ちの行列に並んでいる人々、喫茶コーナーではイギリス風のアフターヌーン・ティー2,500円(スコーンを3段のプレートに盛り付けたものと高級紅茶)を楽しんでいるテーブルが多く、ここには“不況”はありませんでした。

  

   

  上の2枚は夕方ホテルの窓から撮ったものです。スカイツリーの高さは634mとか、私の場合はすぐに金華山の倍だなと思ってしまい、それが細い棒のようになっているからどこか不安定な感じがするのではないかと思っていましたが、なかなかどうして、安定感の良さといいい、スタイルの良さといい、大したものでした。

  

  

  

 翌日の発表会は、有志によるピアノ演奏(先生との連弾)とクラス別の唱や踊り。みなさんお上手で、ときどき間違うのもまた可愛らしい限りです。すべての舞台はいわゆるミュージカル仕立て、う~んアメリカ文化がここまで来てしまったのか、という観は禁じえませんが、子どもたちは皆おりこうさんで、これも私の子ども時代とは隔世の感ありです。

 


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