かわずの呟き

ヒキガエルになるかアマガエルなるか、それは定かでないが、日々思いついたことを、書きつけてみようと思う

1月4日は「帳祝い」(ちょういわい)だそうです。

2016-01-04 | 気ままなる日々の記録

  世間では今日は「仕事始め」で現役の方々は今日から日常に戻られたことでしょう。ご苦労様です。健康にご注意いただき程々に頑張って戴きたいと僭越ながら

祈っております。

 江戸時代商家では、当主が新しい帳簿用の和紙を綴じて表に『大福帳』などと墨書して新しい帳簿で一年の商売繁盛を祈ったといいます。

 半身不随の私に取ってはこのブロブが大福帳のようなもの、愚痴を書いたり嬉しかったことを書かせて貰ったりしながら、心の平衡を保ち何とか辛い毎日を前向きに過ごさせて貰おうと思っています。拙いことですが本年もどうかよろしくお願い申し上げます。

 今日は11時から、もう嫌なリハビリが始まります。贅沢を云っていると罰《罰》が当たると思いますが、罰《罰》はもう当たった、と云いたいし、それにしては、発病前のどんな行いに対してバチがあたったか一向に分からない。いい行いも少なかったが、悪い方については全く人並と云いますか平均的な生活だったと思います。

 繰り言はこのくらいにして、江戸時代大阪で発達した大福帳ですが、彼らは実質株式会社や先物取引まで行える規則を作り明治政府が開国して東京にやってきたイギリス商人を驚かせたといいます。大したものです。我が国の株式会社のスタートは「輸入業」だったようです。

 中国からの輸入で確実に売れ、利益も硬いと思われる商品の輸入でも船が遭難して沈むと莫大な損害となります。大手の商社も其れだけで倒産する恐れがあるとき、ある企画に対して公平な利益分配を約束して出資者を募るという形で株式会社が育ったときいたことがあります。

 先物取引は小さな大名が生活が派手になり3か月後に米を○○俵届けるからその権利を買ってくれと商家に泣きこんだことから始まったようです。明治になってアジアで日本だけが西洋型資本主義の国として栄えたのも大阪商人のこうした土台があったからこそと思われます。

 日本以外のアジアの国はイギリス式の貿易に耐え切れず戦争になり植民地化されていきました。昭和時代も大阪商人にご活躍願っておればあんな戦争をせずに、更なる発展ができたかも知れません。

 そろそろリハビリへ向かいます。(T)


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