オソマツ君が卒業した中学校は、運動会に全校男子は騎馬戦、全校女子はダンスと決まっていて、全校女子のダンスは全員が白のパンティーストキングに白の運動靴を履いて優雅に踊っていた。女子のダンスは毎年「ドナウ川のさざ波」だった気がする。中学3年にもなれば、女子は立派な娘さんで、短いスカートの下から立派なモモ出ていてその足が綺麗に踊り飛んだり跳ねたりするのだから、男どもの眼を惹き付けないはずがない。自分のクラスの女子の足を見て胸をドキドキさせていたものだ。そして今でもこの曲を聴くとそのドキドキを思い出す。
それにしても便利な世の中になったものだ。パソコン一つで「ユウ―・チュウブで「ドナウ川のさざ波」を検索してスタートすれば、LPレコードも針もなしで「ドナウ川のさざ波が聞ける。
ついでに簡単な解説までついてくる。この川は半分がドイツを流れ、残り半分をルーマニアを流れているのだそうだ。作曲者は立派な髭をはやした軍人さんでその写真まで出てくる。この髭の軍人さんがこんな甘いメロディーを作曲されたのかと驚かされる。
オソマツ君は、定年退職した年に名鉄観光が企画したヨーロッパ名所めぐりと云うツアーに家内と一緒に乗ってドナウ川(ライン川)の川下りをたいけんしたことがある。ドナウ川は透明度の高い水で両岸に迫る岩山のところどころに石を積み上げた古城があって、正に風光明媚そのものである。
日本語のガイド付きの川下りは正に最高。ヨーロッパの夏は、日本と違って湿度が低いから
川下りは最高のレジャーである。勿論生ビール付きである。ドイツビールは癖があるという人がいるが、それは、ドイツビールを日本で飲むからダメなんで、ビールほど湿度、気温、風景に合わせた飲み方をすべきだと思う。(T)
前庭にて テッセン
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