鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第324回】 基本中の基本を再度徹底

2011年11月20日 | 住宅コンサルタントとして
昨日、飛行機に乗るために空港に行くと、カメラを持った人がたくさん居て、思わず

「俺を撮りに来たのかなぁ」(←んなわけないやろっ!)

と思ったら、昨日の飛行機がたまたまガンバ大阪の選手と一緒で、
そのガンバ大阪のファンだった、ということが分かった、鬼山住宅コンサルティングの鬼山です。

日本代表の遠藤保仁選手ももちろん同じ飛行機で、
私の横を通り過ぎていきました。

それまで有名人と言うと、

・こだまひびき
・大助花子
・中田カウス
・ハイヒールリンゴ
・ノンスタイルの不細工な方(名前を知らない)
・板東英二

と、なぜか吉本の芸人(おっと、板東英二さんは吉本ではありませんね)ばかりでしたが、
はじめて大物の人を拝見することが出来ました。
いやぁ~、遠藤選手、カッコよかったです(←完全にミーハー)。

さて、私自身、このお仕事をさせていただいてきて、
クライアントの皆様や勉強会のメンバーの皆様に、戦略やさまざまなビジネスモデル、
情報などをお伝えさせていただいてきました。

自分自身、年々進化しなければならないと思っていますので、
常に鮮度の良い情報をご提供させていただいてきたとは思うのですが、
仕事における基本、特に営業の基本中の基本については、
あまりお伝えすることが出来ていなかったかもしれないと反省する部分がありました。

営業の基本中の基本というのは、

①笑顔でハキハキした声であいさつ
②約束を守る
③どんな年下の方であったとしても、お客様には敬語でお話する

ということです。
これが出来ていないと、どれだけ優秀で営業スキルがあっても、お客様に買っていただけません。

②の約束を守るというのは、例えば見積提出の納期を守るとか、クレーム対応に対し責任を持つ、
という当たり前のことをやる、ということです。

②が十分に出来ていない人は、お客様に信用していただけません。
結果、最初は調子よくお客様に合わせて気に入っていただけるのですが、
お付き合いが長くなれば長くなるほど、本性がバレてしまって相手にされなくなります。

住宅営業で言えば、初回接客は上手でお客様の心を掴めるのですが、
何故か最後は受注出来なかったり、
商談の途中でお客様との連絡が取れなくなるような現象が続く営業マンが該当します。

また、建材店の営業マンであれば、先輩がつくってくれた基盤を壊してしまい、
最終的に出入り禁止になったり、取引ゼロになってしまったりするのです。

③の「敬語」という部分に関しては、もう本当に基本中の基本なのですが、
世の中のことを分かっていない若手営業マンで、
ちょっと結果が出て調子に乗っている人がよく陥ることになったりします。

お客様にタメ口というのは、常識的にあってはいけないことです。

私が社会人1年目の頃、1年入社が早い先輩がお客様に対し、
いつもタメ口で話をしていました。

あるお客様はとても大人でしたので、笑顔でその先輩に対応していましたが、
その先輩が席を外した際、

「あいつ、本当に生意気だよな」

と本音を私に漏らしてくれたのです。

目の前のお客様が怒った表情を見せてくれたことで、
お客様のリアクションに関わらず、絶対に礼節を尽くさなければならないということを
入社1年目に教えていただきました。

また、転勤した営業所の2年先輩で、とても魅力的な先輩がいたのですが、
その方はどんな人に対しても敬語で接し、嘘もつかず約束を守るという、
とても模範的な先輩で、その方の真似ばかりしていました。

結果、その時の言葉遣いが今もベースになっています。

どんなに素晴らしい商品を扱っていたとしても、
どれだけ優秀なノウハウを持っていたとしても
お客様に嫌われては、営業として失格です。

営業の基本中の基本をまずはしっかりと守りたいものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする