鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第306回】 正しい型を量稽古で自分のモノにする

2011年11月02日 | 住宅コンサルタントとして
若いうちは、とにかく量を圧倒的にこなさなければならない・・・。

これは私の持論ですし、おそらく今バリバリ仕事をやって活躍されている
30代後半、40代のビジネスパーソンの方も全く同感だと思います。

住宅の営業に関して、理想的な量稽古の形というのは、
実際にモデルハウスや見学会にたくさんお客様が来場され、
そのお客様に対して実際に接客することです。

しかしながら、住宅事業を立ち上げてまだ間もない会社や、
年間数棟の会社さんの場合、本当のお客様との接点がまだ多くないですので、
どうしても実践不足になりがちです。

そして、イベントも毎月2回とか開催できないわけです。
数か月に1回程度しか出来ない会社も少なくありません。

ただでさえ、お客様との出会いが少ないですから、実践だけでは稽古量が足りないのです。
だからこそ、立上げまだ間もない会社は、ロープレを愚直にやらなくてはなりません。

クライアントの皆様によく紹介させていだく、
私のお付き合いの長いクライアントの若手・中堅スタッフは、
本当にロープレを愚直にやっています。

日頃からたくさんのお客様と接点を持てる環境にありながら、
なぜかそういう会社さんに限ってより基本を大切にしているのです。

しかもお付き合いが始まって間もない頃に私がお伝えした、
スケッチブックに書きながら行う資金計画や家づくりに失敗しない4つのポイントのお話などを
未だにお客様に対し、愚直に一所懸命やっていただいているのです。

そりゃ、1ヶ月あたりの面談回数も業績も上がるわなっ!って感じです(←自画自賛)。

正しい型については、過去何度もご披露させていただいているかと思います。
もちろん、その型をベースに、自分のスタイルを取り入れ、
更に飛躍発展させることは素晴らしいことですし、全然OKです。

正しい型を量稽古で自分のモノにする。
そのために、ロープレをなめない。

そしてまだ数が少ない新規のお客様に対して、正しい初回接客が出来るようになると、
何故か商談出来るお客様の数がドンドン増えていき、
気が付けば来場数も上がってくる、ということにつながります。

まずは正しい型を自分のモノに出来るよう、ひたすらロープレしましょう!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする