鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第466回】 基本的マナー、ルールを守れない場合は厳しく指導する

2012年04月10日 | 住宅コンサルタントとして
学生と違い、社会人には守るべき常識、ルール、マナーがあります。

どれだけ自分の仕事が出来ようとも、
これが守れないようでは、ビジネスパーソンとしては一流とみなされません。

また、小さなことを守れない人は、お客様や取引業者様、社内の仲間からも信用されません。

ビジネスの世界で活躍し、成功するためには、
いろんな方の協力を得、応援していただく必要があるのです。

ですから本当に細かなことを注意されようとも、一流を目指すのであれば、それを素直に受け入れ、
最終的には周囲から細かな指摘をされることがないようになる必要があります。

では、どんな常識、ルール、マナーがあるのでしょう。
ちょっとまとめてみたいと思います。

・時間を守る(出社時間、集合時間、提出期限など)
・約束を守る
・嘘をつかない
・自分に非があることは、素直に謝る
・TPOをわきまえた服装、髪型
・正しい言葉遣い(敬語など)
・事務所、自分のデスク、車、会社周辺をいつもキレイにする
・会社、上司の方針を理解し、指示には素直に従う(公正な仕事でない場合は除く)
・先輩、上司を立てる(集合時間は若い人ほど早く行くのが常識です)
・部下、後輩を共育する
・言い訳をしない
・屁理屈をこねない

などなど、当たり前のことばかりです。
しかしながら、当たり前のことが徹底されていない会社の方が圧倒的に多いのです。

では、どうすればこういう当たり前のことが出来るようになるのでしょうか?

それは、「出来るようになるまで、社長、上司が言い続ける」ことです。
それ以外に、方法はありません。

そして何度注意しても直さない社員さんは、お辞めいただくくらいの覚悟を持つことです。

組織のルールを守れない。
社会常識を守れない。
どれだけ仕事が出来ようとも、こうした基本が出来ない人が組織に居ては、
組織そのものが三流になってしまいます。

「言い続けると嫌われるかも・・・」などと考えてはいけません。
一流の会社を目指すのであれば、社長、マネージャー、スタッフ全員が一流のマインドを持ち、
社会常識を有していなければならないのです。

こうしたことが出来ている会社さんは、やはり一流です。
そういう会社さんは、社長が言い続け、かつ社長自らが率先してルールを守り続けたのです。
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