鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第474回】 好きになっていただくために必要なこと

2012年04月18日 | 住宅コンサルタントとして
昨日は、とあるエリアで地元工務店さん、設備会社さんに集まっていただいての勉強会でした。

いつもはこの勉強会の事務局をやって下さっているクライアントの社長が、
1日一緒に居て下さり、お昼をご一緒させていただいたり、駅までの送り迎えをやって下さいます。
(いつも本当にありがとうございます)

しかしながら、昨日は午後から社長ご自身に予定が入り、
お昼、それから帰りに駅まで送っていただくのをトップ営業マンが対応して下さいました。

その営業マンは私よりも年上なのです。
これまでは。「仕事に対してすごく純粋に取り組まれる方」という印象はあったのですが、
二人きりでじっくりとお話をしたことがこれまであまりなかったので、
いろいろとお話をさせていただきました。

この営業マンというか、このクライアントの営業マンは皆、
取引されている工務店さんから本当に愛されているのをこれまでも感じる機会がありました。
その理由は何なのか、分かっているようで分かっていなかったのですが、
昨日、そのポイントが自分なりに理解出来ました。

その理由とは、下記3点です。

・営業マン自身が、自分の会社が好き、お客様が好き、仕事が好きである
・営業マンが皆、現場に強く、工務店さん、リフォーム会社さんの現場のフォローが上手
・営業マンが情熱を持って、1つ1つの仕事をきっちりとやってくれる

建築資材の販売会社は、基本的にメーカーさんや問屋さんから仕入れたものを
取引先に販売するお仕事です。
商品で差をつけるとすれば、価格を安くする以外にありません。

しかしながら、利益を下げて単なる安売り販売をすれば、
当然ながら経営状態はおかしくなり、最悪の場合、倒産します。

ですから、価格以外でいかに同業他社と差をつけるのか、ということが重要なのです。

このクライアントでは、「現場フォロー」「営業マンの魅力」の2点が突出しているのです。

営業マン自身がいつも明るく、しかもお客様や仕事、会社を好きである、
というオーラが出まくっているのです。

その営業マンが会社や現場に来ると、何だか場が明るくなる。
プラスの波動を出しまくっているので、何だか話をしていると元気になる。
仕事もキッチリしていて、現場のフォローが素晴らしい。

当然、こういう方からモノは買いたくなりますよね。

皆さんは、会社が好きですか?
仕事が好きですか?
お客様が大好きですか?
目の前のお客様が元気になるような、立ち振る舞いが出来ていますか?
1つ1つの仕事をキッチリ出来ていますか?

当たり前のことですが、大半の営業マンは何か1つ2つは出来ていないです。
上記のことは当たり前のことですが、当たり前のことを徹底してやるだけで、
お客様は買って下さるようになるでしょう。
コメント
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