鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第472回】 現場密着度を強化します!

2012年04月16日 | 住宅コンサルタントとして
いよいよ明後日になりました!
世界的和紙デザイナーの堀木エリ子氏をゲストにお招きしたセミナー。

そのテキストを昨日完成させ、製本していたのですが、もう当日がワクワクします。

世界レベルのデザインを参加のお申込みを頂戴している皆様、
是非一緒に見て、感性を磨きましょう!

また、堀木さんのお仕事に対するスタンスや生き様のお話を聴くことは、
間違いなく皆様のモチベーションを高めてくれることになるでしょう。

個人的にはもう、待ちきれない感があります。

さて、本題です。

モデルハウスを活用したイベント、お客様のお宅を借りて行う現場見学会。

何社ものクライアントの見学会に対して、
いろんなアドバイスをさせていただいてきましたが、
見学会の基本をまとめたいと思います。

見学会で重要なポイントは、大きく分けて3点あります。

まず1点目は、会場の分かりやすさ、来やすさです。
会場MAPをチラシや雑誌、DMに明記する際、どこまでお客様の視点で作成するかが大切です。

お客様の中には、小さな字が読めない方もいらっしゃるかもしれませんし、
全く土地勘が無い方が「来たい」と思って下さるかもしれません。
地図の分かりやすさ、見易さ、大きさというのは非常に重要です。
更に、大半の人が知っている周辺の基準となる建物や公園、お店からのルートも
明記してあるととても親切です。

また、会場周辺の視認性もとても重要です。
看板、のぼり、ステ看などがメイン道路から分かるように設置されているか、
ということがとても大切なのです。

場合によっては、協力業者さんに、看板を持って主要道路から導いていく、
ということが必要になるかもしれません。

でも、「会場を分かりやすく表現する」ということに対して、強化することに終わりはありません。
それくらい、徹底しなければなりません。

次に2点目としては、会場の中での着座の徹底、および着座後のトークとツールの型決めです。
着座していただくことで、お客様とより深いコミュニケーションがとれることになります。
着座をお客様にしていただくことは、
お付き合いの長いクライアント様は当たり前のようにやっていただいておりますが、
それがまだ徹底できていないクライアント様もおられますので、
繰り返しお伝えしていきたいと思います。

また、着座をしてから使うべきツールとトークもありますが、
それに関しても全クライアント共通のマニュアルも再度、私の方で整備いたします。
どのツールを何の目的で使うのか?
どういう風に使うのかをマニュアル化いたします。
テーブルの上にどのように配置すべきか、というところまで、徹底しましょう!

また、着座に関してお子様への対策も、もちろんあります。
これに関してもマニュアル化いたします。

3点目としては、自社の商品訴求です。
これは各クライアントによって、必要な展示物が若干異なるのですが、
サンプルやパネルで伝えるべきことをしっかりとまとめておかなくてはなりません。

また、自社の家の特長をもっと分かりやすい形で表現することが大切です。
これも、再度徹底していきたいと思っております。

土日の自分自身の仕事に関しては、昨年、今年とモデル企業調査、それからエンドユーザー様対象の講演、
更にはユーザー様インタビュー等の仕事が非常に多かったのですが、
各クライアントのイベント、見学会の現場サポートの比率を再度、高めて参ります。

正しいイベント、正しい見学会の運営について、徹底してお伝えして参ります。
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