鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1783回】 全てトップの責任

2015年11月18日 | 住宅コンサルタントとして
会社の決算が赤字になるのも、
スタッフが結果を出せなかったり成長しないのも。
素晴らしいスタッフが採用できないのも、
職人さんのマナーや技術が上がらないのも、
全て経営者の経営手腕が原因であり、トップの責任です。

トップがこうした現状を良しとしていたり、
こうした状況になってしまっていることを
どこか他人事で捉えていたりするのが要因だったりします。

赤字になるかならないかを予測することは、
月次決算と売上予測をおこなえば、簡単にできることです。

しかしながら、「自社のスタッフの能力不足のせいで月次決算ができない」とか
「自社の営業の能力が足りず、売上が予測できない」と、どこか他のせいにしてしまっている。

この部分は、トップが学び、やり方を手取り足取り教えていけば、
正直、誰でもできることなのです。

自ら学ぼうとせず、社員さん任せにするから、やるべきことが出来ない。
その結果、赤字決算になってしまう。

スタッフの育成に関してもそう。
勝手に社員さんが育つと思っていたり、
社員さんが育たないのは社員自身のせい、と考える経営者が多すぎなのです。

しかるべき教育をしなければ、当然育つ訳が無いのです。

経営に関する全ての結果は、経営者の系絵手腕によるものだと思います。
それを他責で考えてしまうと何も解決しないのです。

結局のところ、トップの腹の据わり方が重要なのです。
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